京都の玄関口となるJR京都の2階、南北自由通路を伊勢丹側からホテルグランヴィア京都に抜けるプロムナードに立ってみる。巨大な駅コンコースの雑踏と喧噪から隔絶された閑静な空間…。まさに空中に浮かぶ現代版“夢の浮橋”が実感できる。ビルの開業と同時にオープンして15年、日本料理「浮橋」は、そんな機能性と風情のなかにたたずむレストラン街の一角にある名店で知られる。絶妙ブレンド韃靼そば 広々とした店内は全83席。京都の玄関口とあって、首都圏からの観光客も京都観光の前に立ち寄ることが多い。早速、自慢のランチメニューを堪能した。 「和彩」「蕎麦」「割烹」と趣向の異なるテーマに合わせて、カウンター席、テーブル席、個室、座敷などを選べ、窓のある部屋からはモダンな雰囲気の駅構内も見渡せる。 最初にいただいたのは、昼食の看板メニューでもある「韃靼(だったん)蕎麦とかご弁当」(3300円)。韃靼そばというと、最近は