連休があったこともあって世の中から少し遅れ気味ですが、月曜日の日経新聞「教育」欄で、河合塾教育情報部部長の服部周憲氏が近年の受験生の動向を紹介していました。「解雇規制と学歴差別」にも少し関係のある内容だと思います。 …河合塾では毎年受験を終えたばかりの高三と既卒の塾生にアンケートを実施している。 この中で自分の「志望校」を決定する要因を見ると、96年までは「入試難易度」が第一位であった。しかし、受験人口がピークを越し受かりやすくなってきたこともあり、97年からは「設置されている学部・学科」が一位となる。そして昨年、この一位がまた入れ替わった。きん差ではあったが「大学の知名度」が第一位になったのだ。 昨年、この結果が出たときは、正直言って若干の違和感を覚えた。しかし、それから一年が経過し、今年の結果を見てみると、受験生の志向は、より鮮明になってきた。それは明らかな「上昇志向」である。 旧帝大