Chapter 1 : C/C++に於けるジャンプテーブルの実装に関する考察 いきなりですが、コンピュータが動作する際に最も重要な働きをするのはCPUであると思います。 CPU(ノイマン型アーキテクチャの)はメモリからオペコードをフェッチしてそれを実行するという まさに、コンピュータの中核をなす動作をするのですが、無論ハードを模倣するエミュレータにとっても CPUと言うのは最も重要なパーツであって、エミュレータ製作の際にはCPUのエミュレーションコードを 書くのが最初の作業になるケースが一般的だと思われます。 そこで、CPUのエミュレーションですが、大概はオペコードによって処理を割り振るわけです。 例えば、次のように switch(opcode){ case xx: ... case xx: ... case xx: ... } 実装するわけです。 例えば、先頭1バイトがオペコードになって