発明家のドクター・中松氏(本名・中松義郎)が昨年12月、同じ名称で商標登録を出願していたことが判明。出願は認められなかったが、維新の会以外の先行登録を防ぐ必要があると判断した。 特許庁などによると、中松氏は、書籍製作などに使用するとして商標登録を出願したが、出願を認めない「拒絶査定」とされた。特許庁は理由を公表していないが、商標法では「他人の業務に係る商品または役務と混同を生ずるおそれがある商標」は登録できないと規定している。 中松氏は読売新聞の取材に「20年以上前から『日本維新』という言葉を政治活動で使っている」と主張。維新幹部は「日本維新の会の名前で商売でもされたらたまらない」と話している。