スポーツやコンサートの入場券の高額転売が社会問題化する中、チケット販売サイトに対しコンピューターの自動プログラムを使って申し込みをしているとみられるアクセスが、全体の9割以上を占めるケースがあることが、米IT大手アカマイ・テクノロジーズの調査で23日、分かった。 アカマイはチケットを買い占めて高額転売する業者がITを悪用しているとみている。正規利用者が購入できないことにつながり、2020年東京五輪・パラリンピックのチケットを巡っても、高額転売の横行が懸念されている。販売サイトなどでの対策強化が求められそうだ。