◇境港総合技術高が試作 ◇商品価値高め名物に 県立境港総合技術高(境港市)が、地元のアカムツ(ノドグロ)を使った缶詰の開発を始めた。一般には高級魚のイメージだが、県内で水揚げされるのは商品価値の低い小さいサイズ。味に遜色はなく、マグロやサバなど人気の缶詰を手がける同高は「境港の新しい特産品にして、利用価値を高めたい」としている。(浦西啓介) アカムツは水深100~200メートルに生息し、口の中が黒いことから、山陰地方では、「ノドグロ」の別名で親しまれている。2014年にテニスの錦織圭選手が、全米オープンで準優勝した際、記者会見で「ノドグロを食べたい」と発言し、一躍脚光を浴びた。 県水産試験場によると、県内の漁場は境港市を中心に西部に広がり、近年の水揚げ量は2010年の50トンが最も多く、昨年は23トンだった。ただ、高級魚として飲食店で提供されるのが体長20~30センチなのに対し、県内産は大
![小ぶりも美味 ノドグロ缶詰 : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/401fee1636c800f75830f08f3ffd0ea3b0159e8d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.yomiuri.co.jp%2Fphoto%2F20181125%2F20181125-OYTNI50011-L.jpg)