タグ

ブックマーク / www.cinra.net (26)

  • 『不自由の不自由展』吉祥寺で開催 会田誠、根本敬、北大路翼ら参加 | CINRA

    『不自由の不自由展~吉祥寺トリエンターレ2019』が、11月18日から東京・吉祥寺のGALLEY ナベサンで開催される。 同展は、『あいちトリエンナーレ2019』での「表現」を巡る一連の「騒動」を受けて開催。出品作家には、会田誠、阿部修久、1234、北大路翼、杵屋三七郎、木村哲雄、KOTARO、崔誠圭、鄭柚奈、鈴木薫、武田海、田中芳秀、富永剛総、dragonzo、根敬、八王子生活館、BABU、牧田恵実、山崎春美、渡辺ナオ、渡邊未帆が名を連ねる。観覧は無料。 会期中には、各回投げ銭制となるトーク、パフォーマンスを実施。11月20日には鴻英良、山崎春美、渡邊未帆によるトーク『自由なんてない』、11月23日には香山リカ、木村哲雄、山崎春美によるトーク『不自由による不自由のための不自由展』、天神直樹と山崎春美によるパフォーマンス『不自由か?』、11月24日にはオープニングパーティー、リュウセイオ

    『不自由の不自由展』吉祥寺で開催 会田誠、根本敬、北大路翼ら参加 | CINRA
    zaikabou
    zaikabou 2019/11/12
  • 菊地成孔が音楽と言葉で華麗に読み解く、孤高の芸術家の画業 - レポート : CINRA.NET

    山田正亮は、戦後日の現代美術史から完全に外れた一匹狼である 現在、東京国立近代美術館にて開催中の『endless 山田正亮の絵画』展。「描く」ことを自らの人生と一体化させ、美術の潮流から距離を置きながら、その生涯にわたって約5千点近い膨大な作品群を残した「孤高の画家」山田正亮の初の格的な回顧展となる。 その『endless 山田正亮』展をさらに立体的に読み解くべく、ミュージシャンで文筆家の菊地成孔を招いたスペシャルギャラリートークが開催された(企画協力:CINRA.NET)。参加者は、菊地と展の担当研究員である中林和雄の案内で展示会場をめぐった後、絵画に合わせて菊地が選曲した音楽を聴きながらトークショーを体験できるというこのイベント。以下、その模様をレポートすることにしたい。 参加者たちを前にした菊地は冒頭、「戦後の現代美術史から完全にアウトサイドしている画家」として、山田正亮の特異

    菊地成孔が音楽と言葉で華麗に読み解く、孤高の芸術家の画業 - レポート : CINRA.NET
    zaikabou
    zaikabou 2018/12/04
  • 『ヨコハマ カルチャーガイド』-街から生まれるクリエイティブ- vol.3:大谷能生と行く横浜 - コラム : CINRA.NET

    シリーズ最後に登場して頂くのは、音楽家・批評家の大谷能生さん。横浜国立大学入学を機に青森から移り住んだのが20年前。それからずっと、この街に住み続けています。アートはもちろんのこと、ジャズ、古映画、レコードなどの文化が根付いているのも横浜の姿。「毎日過ごしている街なので、今さらおすすめスポットとかはないですが、いつも行っている場所なら案内できますよ」と語る大谷さんと共に、「横浜の日常」を歩きます。スポットへ遊びに行くだけではなかなか見ることのできない、人懐っこい横浜をお楽しみください。 (取材・テキスト:田島太陽 撮影:柏井万作) 1972年生まれの批評家、音楽家。著書に『大谷能生のフランス革命』、『東京大学のアルバート・アイラー ―東大ジャズ講義録』シリーズ(菊地成孔との共著)、『貧しい音楽』、『持ってゆくうた 置いてゆくうた』など。その他、mas、sim、mjqtなどのバンドで活躍

    『ヨコハマ カルチャーガイド』-街から生まれるクリエイティブ- vol.3:大谷能生と行く横浜 - コラム : CINRA.NET
    zaikabou
    zaikabou 2018/12/04
  • チェルノブイリ訪問契機に制作、ヤノベケンジが感知・発信する『大地のアンテナ』展 | CINRA

    空間の放射線を視覚化したインスタレーション作品を展示するヤノベケンジの個展『アトムスーツプロジェクト:大地のアンテナ』が、7月2日から東京・白金の山現代で開催される。 デビュー当時、終末的世界をサバイバルするための作品群を制作していたヤノベは、1991年に発生した美浜原発事故の危機感から、鉛と鉄でできた放射能防護服型作品『イエロー・スーツ』をはじめ、放射線量計測器ガイガーカウンターを用いた作品の制作を開始。以後も放射能や自然現象など、人類の制御がおよばない領域にあるエネルギーなどを素材とし、新世紀の幕開けと共にテーマをリバイバル(再生)に転換させ制作活動を続けている。 同展では、2001年の作品『アトムスーツプロジェクト:大地のアンテナ』を中心に展示。同作は、特殊な全身スーツ『アトムスーツ』を着用した等身大のヤノベケンジ人形と、数百体の小型アトムスーツ人形を用いたインスタレーション作

    チェルノブイリ訪問契機に制作、ヤノベケンジが感知・発信する『大地のアンテナ』展 | CINRA
    zaikabou
    zaikabou 2018/08/21
  • ケンドリック・ラマーの黒塗り広告が突如、霞ヶ関駅&国会議事堂前駅に出現 | CINRA

    霞ヶ関に突如現れた黒塗り広告。その企画意図は? ケンドリック・ラマーのセンセーショナルな広告が、突如東京メトロ国会議事堂前駅、霞ヶ関駅に出現した。 公的文書のような紙に書かれた文字を黒く塗りつぶし、その上にはケンドリック・ラマーの最新アルバムタイトルである『DAMN.』の文字、そしてケンドリックのサインが記されている。 ケンドリック・ラマーの広告が掲出された霞ヶ関駅構内 国会議事堂前駅、霞ヶ関駅に掲出されたケンドリック・ラマーの広告 日に住む私たちには見覚えのある黒塗り文書。広告は全部で8種類あるが、塗りつぶされた文面をよくよく見ると、森友・加計問題を巡って国や自治体が公表した文書、そしてパワハラ告発に対してレスリング協会が出した見解文書をパロディーしているようだ。 これまでも自身の音楽を通して、社会的・政治的なメッセージを発信してきたケンドリック・ラマー。不都合なものを隠す黒塗りの文書

    ケンドリック・ラマーの黒塗り広告が突如、霞ヶ関駅&国会議事堂前駅に出現 | CINRA
    zaikabou
    zaikabou 2018/07/13
  • バルテュスの絵画は少女を性的対象としている? 撤去の署名に8千人が同意 | CINRA

    画家バルテュスの作品『夢見るテレーズ』の撤去を、ニューヨーク・メトロポリタン美術館に対して求める署名運動が行なわれている。 『夢見るテレーズ』は1938年の作品。目を閉じて椅子に座る少女が無防備に足を上げ、スカートの中をさらけ出している様が描かれ、少女の傍らではがミルクを舐めている。モデルの少女はパリに住むバルテュスの隣人で、当時12~13歳だったとされるテレーズだ。 バルテュス『夢見るテレーズ』 メトロポリタン美術館オフィシャルサイトより(サイトで見る) 作品撤去の署名はニューヨーク在住の女性ミア・メリルによって始められ、ウェブサイト「Care2」上で8500人を超える支持者を集めている(記事掲載時)。 「Care2」に掲載された作品撤去の署名 メリルは週末にメトロポリタン美術館に行って『夢見るテレーズ』を目にし、若い少女が煽情的なポーズで描かれていることにショックを受けたという。こう

    バルテュスの絵画は少女を性的対象としている? 撤去の署名に8千人が同意 | CINRA
    zaikabou
    zaikabou 2017/12/05
  • チームラボ猪子が解説、長年の研究でわかった江戸琳派の大発明 | CINRA

    木・東京ミッドタウンにあるサントリー美術館で開催中の『鈴木其一 江戸琳派の旗手』展は、幕末に活躍した絵師・鈴木其一(すずききいつ / 1796~1858年)の画業を総覧できる展覧会である。鮮やかな色彩感覚と優れたデザイン性は、現在のグラフィックデザインにも通じる清新さと驚きに溢れている。 しかし、それを単に「きれい!」「かわいい!」だけで済ませてしまうのは少しもったいない。そこで今回は、ウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」を率いる猪子寿之を招き、サントリー美術館学芸部長の石田佳也の解説を踏まえつつ、認知科学や空間性という視点から其一の魅力に迫ってみることにした。 日美術に潜在するさまざまな可能性を、最先端のテクノロジーで解析し作品化する猪子は、其一と彼が属した琳派をいかに読み解くか? 「近代以前の日人は、日絵画に描かれているような世界を見ていたのではないか?」という仮説に興味

    チームラボ猪子が解説、長年の研究でわかった江戸琳派の大発明 | CINRA
    zaikabou
    zaikabou 2016/09/24
  • 過去の東京の街並みを映画で味わう『東京映画地図』に36本 | CINRA

    特集上映『東京映画地図』が、12月20日から東京・ラピュタ阿佐ヶ谷で開催される。 同イベントは、映画の中に映り込んだ東京をエリア別にアーカイブし、地図と人物イラストと共に考察する宮崎祐治のコラム『東京映画地図』とラピュタ阿佐ヶ谷のコラボレーション企画。2011年から『キネマ旬報』で連載中の同コラムで取り上げた作品の中から36を上映する。 上映作品には、現在では見ることができない跳開式の勝鬨橋を捉えた1952年の作品『東京の恋人』、「お化け煙突」の愛称で親しまれ、1964年に取り壊された千住火力発電所が登場する1962年の『東京湾』、「六木族」と呼ばれた若者の生態を生々しく描く1961年の青春映画『うるさい妹たち』などがラインナップされている。 2015年12月20日(日)~2016年2月20日(土) 会場:東京都 ラピュタ阿佐ヶ谷 上映作品: 『東京の恋人』(監督:千葉泰樹) 『真昼の

    過去の東京の街並みを映画で味わう『東京映画地図』に36本 | CINRA
    zaikabou
    zaikabou 2015/11/22
  • 松山智一、山口歴、川上シュンらの作品紹介する『SUPER JAPANISM』展 | CINRA

    アートコレクション展『SUPER JAPANISM - contemporary art』が、8月8日まで東京・白山のWALLS TOKYOで開催されている。 同展は、現代アートのセレクトショップ「WALLS TOKYO」がキュレーションを手掛けるもの。国内外で活躍する日人作家にフォーカスし、著名なアーティストから若手作家まで、多彩な作家たちによる作品が展示される。アートディレクションとデザインはartlessが担当。 作品が展示される作家には「WALLS TOKYO」が注目する松山智一、山口歴、川上シュン、古武家賢太郎が名を連ねており、ニューヨークで活躍する松山の新作や、山口の作品4点が展示される。 ※記事掲載時から一部表記に謝りがありました。訂正してお詫びいたします。 ※記事掲載時からタイトルが変更になりました。 『SUPER JAPANISM - contemporary art』

    松山智一、山口歴、川上シュンらの作品紹介する『SUPER JAPANISM』展 | CINRA
    zaikabou
    zaikabou 2015/06/25
  • 絵を見るってどういうこと? 本物じゃないフェルメールから考える | CINRA

    『真珠の耳飾りの少女』のような美しい女性像や、庶民の生活を静かに描いた風俗画によって、日にも多くのファンを持つ17世紀オランダの人気画家、ヨハネス・フェルメール。そんな彼の現存作品37点(一部、フェルメールの作か議論のある作品も含む)を一堂に会した展覧会『フェルメール 光の王国』展が、2012年より日各地のスペースで順次開催されています。 「フェルメールの全作品が日を巡回?」と疑問に思うのも無理はありません。実はこれ、キャンバスに印刷され、額装された「複製画」だけで構成された展覧会なのです。 このプロジェクトの発案者は、『生物と無生物のあいだ』(講談社、2007年)『動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか』(木楽舎、2009年)などの著作で知られる生物学者の福岡伸一さん。フェルメール作品を愛する彼のもとに集まった美術や印刷のスペシャリストが、幾度もの歴史・科学検証と最新の技術を通じて、約

    絵を見るってどういうこと? 本物じゃないフェルメールから考える | CINRA
    zaikabou
    zaikabou 2015/04/30
    『フェルメール 光の王国』評。自分は今は無き銀座ソトコトロハス館で見た http://togetter.com/li/260197
  • 横尾忠則、赤瀬川原平らによる演劇ポスター集結、60年代以降の約150点展示 | CINRA

    展覧会『現代演劇ポスター展-演劇の記憶、時代の記憶、都市の記憶-』が、5月1日から東京・渋谷ヒカリエのヒカリエホールで開催される。 約2万点の演劇ポスターを所蔵するポスターハリス・カンパニーのコレクションを紹介する同展。1960年代後半の「アングラ演劇」全盛期から現代に至るまでの演劇ポスター約150点が展示され、現代までのポスターの変遷を辿るとともに、ポスターが持つ様々な可能性を再認識出来る内容になっているという。 また、ポスターの作者には、横尾忠則、赤瀬川原平、丸尾末広、和田誠をはじめとする多数のアーティストが名を連ねており、状況劇場、自由劇場、劇団黒テント、夢の遊眠社、東京サンシャインボーイズ、阿佐ヶ谷スパイダース、大人計画、つかこうへい事務所、ナイロン100℃、自転車キンクリートの公演ポスターが展示。会期初日の5月1日には串田和美、扇田昭彦、及部克人、笹目浩之によるトーク、2日には麿

    横尾忠則、赤瀬川原平らによる演劇ポスター集結、60年代以降の約150点展示 | CINRA
    zaikabou
    zaikabou 2015/04/30
  • 元ラブホテルで複合イベント、A4A、TORISら参加『NEW MAD PARADISE』 | CINRA

    複合イベント『NEW MAD PARADISE』が1月31日と2月1日に千葉・松戸のPARADISE STUDIOで開催される。 株式会社まちづクリエイティブと『太陽と星空のサーカス』などの主催で知られる太陽と星空LLPの合同開催となる同イベント。AAPA、A4A、エコ怪獣、サムライ一級建築士事務所、ズンマチャンゴ、TORIS、HIRAOJI、魔法つかいKOJIら多彩なクリエイターが参加しており、アトリエの公開や、アート展、ワークショップ、ライブなどが行われる。 会場となるPARADISE STUDIOは、雑居ビルの上階に位置するかつてのラブホテルを活用したクリエイティブスペース。芸術家滞在施設PARADISE AIRとして利用されているほか、クリエイターのアトリエにもなっている。なお、PARADISEという名前は、同ビルの3階までを利用しているパチンコ店「楽園」の名前からとられている。

    元ラブホテルで複合イベント、A4A、TORISら参加『NEW MAD PARADISE』 | CINRA
    zaikabou
    zaikabou 2015/01/29
  • 池田亮司による5日間限定の展示『test pattern [n°6]』、24時間鑑賞可能日も | CINRA

    池田亮司による展示『test pattern [n°6] : Ryoji Ikeda』が、11月5日から5日間にわたって東京・表参道のスパイラルホールで開催される。 音響メディアと視覚メディアの領域を横断しながら活動を続けるパリ在住の池田亮司。2006年から取り組んでいる現代社会に存在する不可視のデータを知覚することの可能性を追究する『datamatics』や、2008年から取り組んでいるテキスト、サウンド、画像、映像などあらゆる種類のデータをバーコードのパターンと2進法に変換する『test pattern』などの長期プロジェクトも行っている。 今回は、若手アーティストの支援を目的にアジア初開催を迎える『Red Bull Music Academy』の一環として『test pattern』シリーズの作品を特別展示。11月7日と8日は、24時間鑑賞することができる。 Red Bull Mus

    池田亮司による5日間限定の展示『test pattern [n°6]』、24時間鑑賞可能日も | CINRA
    zaikabou
    zaikabou 2014/10/09
    11月5日から5日間スパイラルホール
  • 共産趣味は現代日本に有効か? 上坂すみれが旧ソ連のロマンを語る | CINRA

    「生産! 団結! 反抑圧!」。これが上坂すみれ率いる「革命的ブロードウェイ主義者同盟」のスローガンである! と、あえて大仰な書き出しで始めてみたが、「革命的ブロードウェイ主義者同盟」とは、上坂がアーティスト活動を発表した際に、好きなものを好きと言える世界を目指し、上記をスローガンに掲げて発足した同盟だ。高校時代から旧ソ連に強い関心を持っていたという彼女は、なんとその語彙や知識を自らの音楽活動に取り入れ、その決起集会(ライブ)の規模をこの1年間で着々と拡大させている。同時に彼女の活動コンセプトはやはり誤解も受けやすいようだが、人いわくこれはあくまでもジョークであり、ましてや政治的な意図は皆無だという。では、なぜ彼女は旧ソ連へのオマージュを自分の表現として放つに至ったのだろう。そこでニューシングル『来たれ!暁の同志』と、映像作品『実録・2.11 第一回革ブロ総決起集会』のリリースを機に、その

    共産趣味は現代日本に有効か? 上坂すみれが旧ソ連のロマンを語る | CINRA
    zaikabou
    zaikabou 2014/07/18
  • 右目失明の荒木経惟、自身の視界を表現した最新シリーズから65点展示する『左眼ノ恋』 | CINRA

    荒木経惟の個展『左眼ノ恋』が、5月25日から東京・清澄白河のタカ・イシイギャラリーで開催される。 20歳の頃にエド・ヴァン・デル・エルスケンの写真集『セーヌ左岸の恋』を見て、女性にエルスケンの作品と同じポーズをさせて撮影していたという荒木。展覧会タイトルを同作の題名にかけた『左眼ノ恋』は、荒木からエルスケンへのオマージュにもなっている。 同展では、昨年10月に網膜中心動脈閉塞症により右目の視力を失った荒木による最新の撮り下ろし作品から『左眼ノ恋』シリーズの65点を展示。撮影後に右部分を黒マジックで塗りつぶしたポジフィルムからプリントした写真で構成される同シリーズは、荒木の左目と右目の視界を表しており、前立腺癌や目の病気に直面しながら「死はこっちに向かって来るからね。こっちからは向かいたくないじゃない。来るんだよ。吹き飛ばさないとだめだぞ」と語る荒木の現在を映しているという。 なお、同展の開

    右目失明の荒木経惟、自身の視界を表現した最新シリーズから65点展示する『左眼ノ恋』 | CINRA
    zaikabou
    zaikabou 2014/05/12
  • 二階堂ふみと行くアートの世界『映画をめぐる美術』展 | CINRA

    映画と美術。映像技術の出現以来、あっという間に発展を遂げた「映画」という新しい芸術は、美術の世界にも大きな影響を与え、互いに発展してきました。そんな関係性に、これまでにないユニークな形で迫る展覧会が、東京国立近代美術館で開催中の『映画をめぐる美術――マルセル・ブロータースから始める』です。 今回は、女優の二階堂ふみさんと同展を体験しました。その比類ない存在感で数々の名作・奇作映画に出演、さらに生粋のディープな映画好きでもある二階堂さん。シネマコンプレックスのような空間に変貌した美術館で、彼女は何を見つけることになるのでしょうか。 美術館に「映画を読む」ためのシネコンが出現 展覧会の始まりは、意外にも小さな入口から。見上げれば、最初の作品がそこにあります。ベルギーの作家、マルセル・ブロータースの短編映像『ケルンでの犯罪』です。街角でペーパーバック小説を読む耽る美少女、そこに忍び寄る人影……。

    二階堂ふみと行くアートの世界『映画をめぐる美術』展 | CINRA
    zaikabou
    zaikabou 2014/05/07
  • ヒップホップと落語とアートの交差点 加納俊輔インタビュー | CINRA

    化粧品メーカーとして知られる資生堂は、アートとの関わりが特に深い企業だ。同社が発行する企業文化誌『花椿』では、ファッションとアートを架橋する試みが多く行われているし、遡れば初代社長の福原信三は、大正期の写真表現を支えた写真家でもあった。そんな資生堂が年に一度開催するのが公募展『shiseido art egg』である。毎回3名(組)の新進アーティストを選抜し、資生堂ギャラリーでそれぞれの個展を開催してきた同企画は、宮永愛子、曽谷朝絵ら現在第一線で活躍する表現者たちをバックアップしてきた。 8回目を迎えた今年選ばれたのは、加納俊輔、今井俊介、古橋まどかの3名。今回は先陣をきって1月10日より展覧会を行なっている加納にインタビューを行った。一見難解なコンセプチュアルアートを作るようにも見える加納俊輔。しかし話を聞いて出て来たのは、RHYMESTERの宇多丸や桂枝雀といった、異分野のアーティスト

    ヒップホップと落語とアートの交差点 加納俊輔インタビュー | CINRA
    zaikabou
    zaikabou 2014/01/16
  • 国内史上過去最大の回顧展『アンディ・ウォーホル展:永遠の15分』、森美術館で開催 | CINRA

    ポップアートの旗手として知られるアンディ・ウォーホルの回顧展『アンディ・ウォーホル展:永遠の15分』が、2月1日から東京・六木の森美術館で開催される。 1928年に米国で生まれ、消費社会と大衆文化の時代を背景に活動したアンディ・ウォーホルは、デザイナーや画家、映画制作者、社交家といった多様な顔を持ちながら、20世紀後半を代表するアーティストとして活躍。日用品を主題にしたシリーズや、シルクスクリーンで大量に複製できる絵画などで美術界に大きな影響を与えた。 ウォーホルの作品を初期から晩年まで包括的に紹介する日で過去最大の回顧展となる同展では、アメリカ・ピッツバーグにあるアンディ・ウォーホル美術館に所蔵されている絵画、シルクスクリーン、ドローイング、フィルム、彫刻、写真など約400点の作品を展示。また、「タイム・カプセル」と称される箱に収められたウォーホルの私的な書簡や雑誌、新聞の切り抜きな

    国内史上過去最大の回顧展『アンディ・ウォーホル展:永遠の15分』、森美術館で開催 | CINRA
    zaikabou
    zaikabou 2014/01/05
  • 会田誠が語る「アート」の未来 | CINRA

    「取扱い注意作家」「タブーを扱う美術家」。これまで何度もそんな枕詞で紹介されてきた会田誠だが、ついに待望の美術館での初個展が実現した。出品数約100点という大ボリュームで、大学時代の記念碑的作品から、幅17.5メートルにおよぶ最新絵画まで、多彩な会田ワールドにまとめて浸れる初の機会でもある。そして、一見ただ過激な部分にばかり目がいきがちになるかもしれないが、美少女、戦争、社会問題、エログロ、ナンセンスなどを、美術史と接続しながらラディカルに扱うその手つきは、実は希有なバランス感覚と知性に支えられている。それらを「良し」とするかどうかは、観る者に委ねられるのかもしれないけれど……。いま会田はかつての枕詞を払拭する新ステージに進んでいるのか? またそんな彼から見た、現在とこれからの「アート」とは? 森美術館で2013年3月31日まで開催中の最新個展『天才でごめんなさい』会場で話を聞いた。 『天

    会田誠が語る「アート」の未来 | CINRA
    zaikabou
    zaikabou 2013/02/09
  • 竜宮美術旅館の最後飾る展覧会『RYUGU IS OVER!!』、14組のアーティストが参加 | CINRA

    展覧会『RYUGU IS OVER!!- 竜宮美術旅館は終わります』が、2月17日から神奈川・日ノ出町にある展示スペース兼カフェ「竜宮美術旅館」で開催される。 竜宮美術旅館は、昭和20年代に建設され、数年前まで廃墟になっていた建物をリノベートして作られたスペース。客間から浴室までアート作品を展示するなど、建築そのものがユニークな建物を生かした個性あふれる空間として来場者や参加作家に親しまれてきたが、3月に取り壊しが決定した。 同スペースにとって最後の展覧会となる同展は、美術コレクターとして知られる宮津大輔がキュレーションを担当。竜宮美術旅館に縁のあるアーティストだけでなく、ビジュアルアートの可能性拡大を追求する14組のアーティストが参加する。また、同スペースを管理運営してきた小田桐奨と中嶋哲矢によるカフェユニット「L PACK」が、空間演出を手掛ける。 幾度にわたる改装と、大勢のアーティス

    竜宮美術旅館の最後飾る展覧会『RYUGU IS OVER!!』、14組のアーティストが参加 | CINRA
    zaikabou
    zaikabou 2012/02/17
    今日から3月18日まで、金土日月の13-21オープン