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literatureに関するzee8のブックマーク (9)

  • 超名作:コレラの時代の愛

    うぉおお、名作だ。すごいである。1985年に出版された小説Love in the Time of Cholera。邦題はこのエントリーのタイトルの通り。最近アメリカでベストセラーとなり、かつもうすぐ映画が封切られる。カリブを舞台にした小説なので、カリブの休暇で読みました。ガルシアマルケス著。 さて、すごいなのであるが、しかし、これを読み通せる人はかなり少ないと見た。なぜなら あまり意味のなさそうな、かつちょっとエキセントリックなエピソードが、50年というスパンでだらだら、ひたすら続く しかも、意外な事実がちょろりちょろりと突然登場するので、読み飛ばすことができない その結果、「一体全体、自分が今読んでいることは、この先の展開に意味があるのか」という疑問が常につきまとい、迷子になったような気持ちのまま巨編を読み続けなければならない 原作はスペイン語ですが、私は英語で読みました。スペイン

    超名作:コレラの時代の愛
    zee8
    zee8 2007/11/18
    Love in the Time of Cholera 映画化されるんだ。
  • 翻訳とネット - My Life Between Silicon Valley and Japan

    日経新聞を読んでいたら(10月11日衛星版、日だと夕刊かな)、翻訳家の青山南氏の「翻訳とネット」についてのインタビューが載っていて大変面白かった。ベストセラーとなった亀山郁夫訳「カラマーゾフの兄弟」、村上春樹訳「ロング・グッドバイ」をはじめ、最近は新訳出版が盛んで、読者としては嬉しい限りなのだが、新訳が盛んになったことは「ネットの後押し」が一因だと青山氏は見ている。 ネットによって時間、空間が離れたものに近づくことが可能になった。十八―二十世紀初頭の文学も時代性を理解しやすい。古典文学の新訳が盛んなのも、ネットの後押しが一因だと思う。今までは得られなかった情報が入ってくることで翻訳が変わってくる。 なるほど「新訳ブームとネット」をそんなふうに考えたことはなかったが、確かにそうだ。ネットは、何かこちら側に問題意識があって能動的に対峙したときと、ぼんやりと受動的に対峙するときでは、全く異なる

    翻訳とネット - My Life Between Silicon Valley and Japan
  • ポール・オースターのニューヨーク三部作が柴田元幸の翻訳で揃う日が来た - YAMDAS現更新履歴

    Coyote No.21 特集:柴田元幸が歩く、オースターの街 作者: 新井敏記出版社/メーカー: スイッチパブリッシング発売日: 2007/09/10メディア: ムック購入: 3人 クリック: 18回この商品を含むブログ (41件) を見る ポール・オースターのニューヨーク三部作というと、『幽霊たち』も『鍵のかかった部屋』も大好きなのだが、City of Glass だけはいつか柴田元幸さんの翻訳で読める日までとっておこうとこれまで未読だった。 そしてその柴田元幸訳『ガラスの街』が雑誌に一挙掲載される話は、確かにじむさんのところで読んで以来楽しみだったのだが、もう出ていた。『Coyote』という雑誌はこれまで知らなかったが、今回は柴田元幸とオースターの特集なので買った。でも、いずれ『ガラスの街』はになるだろうからそちらを買ったほうがよかったかも…… でも、めでたいことである。今回の翻訳

    ポール・オースターのニューヨーク三部作が柴田元幸の翻訳で揃う日が来た - YAMDAS現更新履歴
  • http://www.cariblit.jp/

  • 「日本の読者が、あまりに変」なの? - 琥珀色の戯言

    http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20070113 最初に書いておきますが、僕は村上春樹ファンなので、あまり「公正な視点」ではないかもしれません。 僕がはじめて村上春樹さんを読んだのは、『ノルウェイの森』だったのですが、当時「純愛小説」としてもてはやされていたこの作品を高校生の僕が読んだ印象としては、「こんなにエロい小説が、大ベストセラーになるのか?」ということでした。ワタナベは常に「寝る」ことによって問題を解決しようとしているしね。そういえば、『国境の南、太陽の西』もそうだな。村上春樹が一般的に「文学」として認知されるようになってしまったのは最近のノーベル賞騒動の影響が大きくて、それまでは、村上春樹好きというのは、「ちょっと変わった、世間に馴染めない不思議ちゃん」みたいな人が多数派だったのに。「これはポルノじゃないのか?」という見解について、僕自身は「た

    「日本の読者が、あまりに変」なの? - 琥珀色の戯言
  • G・ガルシア=マルケス「わが悲しき娼婦たちの思い出」

    こんなソソる書き出しは初めてです。とにかく「満九十歳の誕生日に、うら若い処女を狂ったように愛して、自分の誕生祝いにしようと考えた」というのですから。 「うら若い処女」を「狂ったように愛して」です。しかも「自分の誕生祝いにしよう」ですからね。何より目を引かれるのは「満九十歳の誕生日に」でしょう。九十歳です、九十歳。一体どうなっているんだと度胆を抜かれ、正気かと思い、その先が読みたくてたまらなくなるわけです。 この著者の作品には、百五十歳、二百歳の登場人物がザラとは聞かされてました。それから『百年の孤独』という空前のベストセラーがあることは知ってました。我が国においては、どこやらのセンスのいい人が焼酎にその名を拝借したことも。もう一つ、ノーベル賞作家であることも。 乏しい知識ですが、それらを知ってなお、「九十歳」という設定の主人公には驚きました。矛盾を承知で言いますと、かえって生々しいリアリテ

    G・ガルシア=マルケス「わが悲しき娼婦たちの思い出」
    zee8
    zee8 2006/10/01
    それなんて
  • 僕がオナニーをやめた理由、僕が生きる、理由 - nonomachon2ndの日記

    誰だってあるだろう?今自分が必死になって何かにしがみついてるって時が、異邦人によって今にも開け放たれようとするドアをがむしゃに押し止めようとしている時が。 恐い夢を見たときなんてそうだ。ゾンビが後ろから迫ってくる。必死になって逃げて、逃げて、とうとう行き止まりに追い詰められる。でも大丈夫。だってこれは夢だって知ってるから。いつだってそう。ちゃんと都合よく覚めるもんさ。ほらこいよゾンビ。かじりついてごらん?そうやって悠悠自適に構えていたら、あれ噛まれたぞ?痛い、痛い、おい、終わるんじゃないのか?なんで続きがあるんだ。どうしてだ?夢じゃなかったの? スイッチを押さないまま放置し続ければ、いずれ劣化して壊れてしまう。カチカチやっても明かりはつかないままで、壊れたことに気付かないままで。僕は部屋のライトを点灯しようとしたけれど、何度押しても反応はなかった。 僕はずっとスイッチを見ていた。押すのなん

    僕がオナニーをやめた理由、僕が生きる、理由 - nonomachon2ndの日記
    zee8
    zee8 2006/09/14
    森鴎外?
  • アイルランドにおける貧民の子女が、その両親ならびに国家にとっての重荷となることを防止し、かつ社会に対して有用ならしめんとする方法についての私案 | SOGO_etext_library

    アイルランドにおける貧民の子女が、その両親ならびに国家にとっての重荷となることを防止し、かつ社会に対して有用ならしめんとする方法についての私案 A Modest Proposal for preventing the children of poor people in Ireland, from being a burden on their parents or country, and for making them beneficial to the publick. 日語題:アイルランドにおける貧民の子女が、その両親ならびに国家にとっての重荷となることを防止し、かつ社会に対して有用ならしめんとする方法についての私案 省略日語題:貧民救済私案 Jonathan Swift(ジョナサン・スウィフト) この大きい街を歩いたり、田舎旅行したりすると、目の前にはゆううつな光景が展開さ

  • ガルシア=マルケス他「エバは猫の中」 - モナドの方へ

    ラテンアメリカ文学の精鋭を集めた短編集。これでもか!とばかりの豪華な面子である。 収録作は以下の通り。 アランダ指令官の手 アルフォンソ・レイエス 波と暮らして オクタビオ・パス 犬が鳴いてないか ファン・ルルフォ 生活費 カルロス・フェンテス カナリアとペンチと三人の死者のお話 ホルヘ・イバルグエンゴイティア 包誠(パオ・チェン)による歴史 サルバドール・エリソンド 遊園地 ホセ・エミリオ・パチェーコ ミスター・テイラー アウグスト・モンテローソ エバはの中 ガブリエル・ガルシア=マルケス イシチドリの夜 ガブリエル・ガルシア=マルケス 記章(バッジ) フリオ・ラモン・リベイロ 薔薇の男 マヌエル・ローハス 閉じられたドア ホセ・ドノーソ 羽根枕 オラシオ・キローガ 水に浮かんだ家 フェリスベルト・エルナンデス 旅行者──一八四〇年 マヌエル・ムヒカ=ライネス パウリーナの思い出に ア

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