【高重治香】ソフトバンクは11日、米携帯電話3位スプリント・ネクステルの買収手続きをすべて終えた。米国で高速通信網の整備や新サービスの開発に乗りだし、事業の拡大をめざす。買収でふくらんだ借金をどう減らしていくのかも課題だ。 買収手続きでは、スプリント株を100%持つスプリント・コーポレーションをつくり、ソフトバンクが株式の約78%を取得、孫正義社長が会長に就いた。買収金額は、216億ドル(為替予約を考慮した支払い分は約1兆8千億円)。高速無線通信向けの周波数を多く持ち、グループの成長のカギを握る米通信会社クリアワイヤも、スプリントが8日、完全子会社化した。 スプリントは純損益が6期続けて赤字になっている。2013年と14年の設備投資にそれぞれ80億ドルかけて高速通信網の整備を急ぎ、収益を上向かせるねらいだ。スプリントとソフトバンクの2社共同で年内にも、米シリコンバレーに新サービスなどを
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米衛星放送のディッシュ・ネットワークは米国時間の2013年6月18日、米スプリント・ネクステル買収に向けた新たな提案を見送ると発表した。同じくスプリント買収を目指すソフトバンクは買収総額を約15億ドル積み増して約216億ドルとすることで6月11日にスプリントと合意しており、スプリントはディッシュに対して18日までに対抗の最終提案を出すように求めていた(関連記事:ソフトバンクがスプリント買収の条件を見直し、買収額を約15億ドル上乗せ)。 ディッシュは引き続きオプションを検討するとしているが、新たな対抗案が出なかったことで、ソフトバンクのスプリント買収は大きく前進した。6月25日に予定する株主総会で賛成を得られる可能性が濃厚となった。あとは米連邦通信委員会(FCC)の承認も残るが、対米外国投資委員会(CFIUS)および米司法省(DOJ)の承認で国家安全面の審査は既にクリアしている(関連記事:ソ
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