みんなの党の渡辺喜美代表が来年の通常国会に向け、安倍晋三政権との連立を視野に入れて連携強化を模索していることが29日、分かった。複数の党関係者が明らかにした。是々非々路線からの転換は、党内外に波紋を広げそうだ。 党関係者によると、渡辺氏は28日、都内で開かれた党所属国会議員の国政報告会で「与党に入らないと政策実現はできない」と語った。当面は(1)国家安全保障会議(日本版NSC)創設(2)特定秘密保護法成立(3)集団的自衛権の行使容認-の3点について、安倍政権を支える考えだ。 これまで渡辺氏は与野党を問わず、政策ごとに一致する政党と協力する「クロス連合構想」を掲げていた。最近は「安倍首相とは信頼関係がある」と繰り返し強調。特定秘密保護法案をめぐっては、党内の反対派を押し切って修正案を提示、賛成方針を主導した。
特定秘密保護法案をめぐり、自民・公明両党は20日朝、より多くの党の合意を得るため、さらに修正協議を続ける方針を確認した。 みんなの党と合意した後も、与党側がなお修正協議を続けるのは、強引な国会運営との批判を避ける狙いがある。 自民党・石破幹事長「今週中(に衆院通過)というような方針でやってきましたが、要は今国会中に衆参ともに通るということを念頭にやっていかねばならない」 与党側はこれまで、今週中の衆議院通過を目指してきたが、20日朝の会合では、遅くとも26日までに衆議院を通過させると共に、今の国会の会期は延長しない方針を確認した。 これに対し、民主党はなお法案の徹底審議を求めている。 民主党・長島昭久議員「今国会の日程ありきで議論するのではなくて、やはりもう少し長い時間をかけて慎重に、そして真摯(しんし)な議論をしていくべきではないか」 与党は20日午後、日本維新の会や民主党と相次いで修正
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