「いま安倍内閣で花が咲いているのは、野田内閣で種をまき、芽を出させた部分も多い」 野田内閣で官房長官を務めた前民主党衆院議員の藤村修氏(63)が2日、安倍内閣が最優先で進める経済再生をこう評価した。政界引退を正式表明した大阪府庁での記者会見で語った。 野田内閣が道筋をつけ、安倍晋三首相が実施を表明した消費増税は「世界の中で日本の信頼をきちんとつないだ。本当に立派なことをしたと将来評価される」と指摘。一方、政界の現状については「今後、日本での二大政党制が民主党と自民党で成り立つとは思いにくい」と述べ、退潮した民主党が再び2大政党の一翼を担うことは難しいという考えをにじませた。 関連記事藤村修氏、政界引退へ 野田政権の官房長官10/1レコメンドシステムによる自動選択最新トップニュース
今年7月に生活保護を受けていた人は215万8946人で、前月より5824人増えた。厚生労働省が2日、速報値を公表した。6月は、就職などで受給者が減りやすい4月以外では16年1カ月ぶりに前月を下回ったが、再び増加に転じた。 生活保護を考える 受給者数は、1990年代半ばから増加傾向が続き、今年3月に初めて216万人を超え、過去最多を更新。4月は約9千人減ったが、5、6月は約215万3千人で推移していた。 一方、7月の受給世帯数は158万8521世帯。過去最多だった前月より5213世帯増えた。内訳では、高齢者世帯が最も多く、71万5072世帯。前月より2874世帯増えた。同省保護課は、「全体の伸びは落ち着いてきているが、高齢化が進む中、雇用が難しい高齢者世帯の増加が大きい」とみている。 関連リンク生活保護受給者、214万2千人 過去最多を更新(1/22)最新トップニュース
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