世界同時株安となった21日の東京株式市場は、4営業日続けて大幅続落した。日経平均株価の終値は、前日比597円69銭安の1万9435円83銭と、この日の最安値で取引を終えた。辛うじて下げ幅600円台はまぬがれたが、今年2番目の下げ幅となった。 終値ベースでは日経平均株価の2万円割れは7月10日以来、1カ月半ぶり。5月8日(1万9379円19銭)以来、ほぼ3カ月半ぶりの安値水準となった。 前日のフランスCAC40、ドイツDAX、米国ダウ30種平均がそろって2%を超える大幅軟調となった流れに乗る形で、日経平均株価も大幅下落した。 午前中は400円台の下げ幅にとどまっていたが、午後に500円を超えた。東京と並行して取引されている中国の上海株式市場で上海総合指数は欧米や東京を超える5%近くの下げ幅となったことで、東京にも影響が及んだ。 上海総合指数は前日も3.4%安と大幅安となっており、中国