電力不足による夏場の計画停電回避に向けた啓発として、13日に実施。この時期、電力使用がピークとなる午後5〜7時、県内の一般家庭や企業に、消灯や生産ラインの停止など、節電を呼びかけたところ、夏場に見込まれる電力不足を補って余りある削減効果が確認できた、としている。 県によると、県内に送電している東北電力の現在の供給力と、夏場の最大電力需要との差から、不足分は12・3%と見込まれる。このため、社会実験は15%削減を目標に掲げて実施。その結果、昨年の同時期・同時間帯に比べ、1時間あたり約17%、約40万キロ・ワットが削減できたという。