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ブックマーク / docseri.hatenablog.jp (97)

  • 共通認識のない議論 - 妄想科學倶樂部

    「在日特権」絡みの議論を見ていると既視感を覚えずにはいられない。 この議論で一番問題なのは、各人が「在日特権と呼ばれるものの具体的な中身」をはっきり定義することなく口々に意見を述べていることだ。ある人はAについて「そんな事実はない」といい、またある人はBについて「こういう実例がある」という。まあ各論ならばそれでもいいのだが、そういう一面だけを取り上げて総論として語ろうとするから捻れを生じるのだ。 まずは、 実際に「特権」とする内容にはどのようなものがあるか それは「誰と比較しての」特権なのか 特権があるとすれば、それは「誰によって与えられているのか」 をはっきりしてから語るべきだろう。 例えば、以前私は在日特権の有無を検証するエントリを書いた。これは、執筆時点でのWikipediaに於ける記述に対して検証を行なったもので、この時点ではほぼ全項目について否定的な結論に達したが、その後に一部自

    共通認識のない議論 - 妄想科學倶樂部
  • セキュリティやプライヴァシ問題への適切な対応について - 妄想科學倶樂部

    岡田斗司夫のmixi退会が話題になっている。経緯についてはmixiのコメントを含む各社の報道や人のBlogで確認して頂くとして、今回問題にしたいのはセキュリティに不備があったかどうかというような技術面ではなく、ユーザ対応について。 以前、私のハンドルやIDを騙っての荒らし行為についてgooと遣り取りした時にも感じたことなのだが、運営が保身に終始してユーザの立場に歩み寄る気がない、というのは交渉当事者として非常に苛立ちを憶える状態である。最終的な答えが「ウチとしてはこれ以上どうしようもない」であるとしても、その結論に至るまでの経緯が、最初から「アンタ個人の話で、ウチは知らんよ」だと腹も立とうというものだ。 少なくともmixiの件に関して言えば、人の端末からのアクセスかどうかぐらいは調べようがある筈だ。まさかアクセス時のIPアドレスや(携帯なら)端末固IDも記録していないとは思えない、とい

    セキュリティやプライヴァシ問題への適切な対応について - 妄想科學倶樂部
  • 謎のはてブミラーページ - 妄想科學倶樂部

    この日記へのリファラを確認していたら、見慣れないアドレスではてなトップページ(にそっくりのページ)が開いた。 ttp://hatenatunnel.appspot.com/ ちゃんと最新情報が反映されているが、ログイン状態は反映されていない。気付かずにログインしたらパスワード抜かれそうだ。 appspot.comというアドレスの所有者をwhoisで確認。「Google.Inc」 なん……だと? appspot.comで検索してみたところによると、どうやらこのドメイン自体はGoogleのAppEngineであるらしい。ということは問題があるとすればGoogleではなく利用者の側ということか。 ひとまずこのページの存在についてはてなに問い合わせてみよう。 はてなから回答。 検証いたしましたところ、はてな内のコンテンツにリンクしたり参照を行っており、ログインなど認証に関する部分は弊社に直接リンク

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  • 「代替医療」ではなく「ニセ医療」と呼ぼうキャンペーン - 妄想科學倶樂部

    「代替医療」とは英語のalternative medicineの訳語で、来は「効果は認められているが作用機序不明な伝統医療」や「効果の程も怪しい民間療法」「最先端の仮説に基く治療法だが真偽がはっきりしていないもの」などを広く含む用語である。 つまり、「治療効果は物だけど科学理論で解明できてない」から「科学的だけど治療効果は疑わしい」「単なる健康法」、果ては「まったくのニセモノ」までが全部一括で「代替医療」と呼ばれているわけだ。 これはマズい。 なにが拙いって、"医療"の2文字が入っているために一見して正しく治療効果のある医療行為であるかのような印象を与えてしまうことが、だ。 東洋医学のように経験的に効果は認められている(が理論化されていない)ものを呼ぶ呼称としては悪くないのだが、ホメオパシーのように原理的にも実証的にも効果のなさがはっきりしているものや心霊治療のようなオカルトまでもが含

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  • メタな議論は慎重に - 妄想科學倶樂部

    世界はヒロシマを覚えているか(1)「ヒロシマ原爆も捏造だった?」 - mujigeの資料庫の意味が正しく理解されていないのが非常に気になる。 これは「南京大虐殺を否定する奴は広島/長崎の原爆投下も否定するんだよね?」のような詭弁による言い掛かりではなく、「歴史修正主義者の論法を他に適用するとこうなる」という例示なのだ。 ここで問題にされているのは主張の中身ではなく、「手口」の方である。つまりこれはメタな議論であるのだが、それがはっきり明示されていないためレイヤーを間違えて「原爆を引き合いに出して南京大虐殺を認めさせようとする釣り記事」みたいな認定をされてしまっている。実に勿体ない。 メタ議論をしてはならない、ということはない。この件に限らず陰謀論者やニセ科学信者の言い分というのはかなりテンプレート化されており相似構造を取るので、「他の件でも似たようなことを言ってるね」という指摘には意味があ

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  • 『クトゥルフ神話ガイドブック』ガイドブック - 妄想科學倶樂部

    id:amamako ラブクラフトネタ理解したいけど何処で仕入れればいいのか…… id:feita クトゥルフ神話って全く知らないんだけど(なんか沙耶の唄と関係あるんだっけ?)結構オタクの常識なのか・・・? 「オタクの嗜みとして知っておきたいけどどこから入ったらいいか判らない」という声は結構あるようなので、ラヴクラフトも直系作家も読んだことないけどゲーム漫画、解説書の類で知識だけは溜め込む私が入門書を解説してみようかと思う。 実はガイドブック類についてはクトゥルフ資料 - 妄想科學日報で解説済みなんだけど、あれから増えた分やガイド以外の教も含めて再度紹介する。 国内のクトゥルフ関連作品 最初に、日ゲーム漫画小説などでクトゥルフ神話に関連する作品をリストアップする。この中に触れたことのあるものがあるなら、あなたはもう既にクトゥルフ神話の入口を覗いている。取り上げ方は様々で、クト

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  • gooとの往復書簡3 - 妄想科學倶樂部

    前回、長々と119行に渡る回答を頂いたが、内容は実に簡素で「ガイドラインに抵触しないので当社は関知しない。当事者間で裁判でもやれ」ということであった。 これを踏まえての返信は以下の通り。 長い回答を頂きましたが、要約すると「ガイドラインに抵触しない限りは感知しないので当事者間で裁判でもやってくれ」ということですね。 そう言われてしまっては仕方ありませんので、裁判の準備としてまずは改めて規定の書面にて個人情報の開示を請求することと致します。 よもやこの請求までも「ガイドラインに抵触しない」などの理由で棄却されることはありませんよね? 「個別の事情は判断しない」とし、「当事者間で裁判で解決せよ」と仰る以上、個人情報を開示頂く以外に件を解決する方法はありません。もしこの上個人情報の開示もできないということになるのであれば、御社はこの行為をそもそも嫌がらせであるとすらお認めにならないということに

    gooとの往復書簡3 - 妄想科學倶樂部
  • gooとの往復書簡2 - 妄想科學倶樂部

    ちょっと間が空いたが、日こちらからの返答を送った。 また3日ぐらいしたら返答が来るだろうから、そうしたら下に追記する。 前回も書きましたが、定型の回答から一歩も出ていないことを残念に思います。 >名誉毀損やプライバシー侵害等の権利侵害は、実在する特定の人物を対象とする表現があって初めて問題となって参ります 通名でも「実在する特定の人物」には違いありません。特定可能かどうかの問題です。 「タモリ」と書けば森田一義氏のことであるように、その人物を知る人が見た時に明らかに個人が特定可能であるならば、実名でなくとも実質的に実名に準じる扱いが為されるべきです。 従って >ハンドルネームは匿名情報である以上、これに対する誹謗中傷が行われても、実在する特定の人物を対象とする表現とは言えず、権利侵害は問題とはなり得ません というのは適正な判断とは言えません。 >「IDの模倣、タイトルの剽窃、ハンドルの詐

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    zonia
    zonia 2009/02/26
  • ニセ科学批判の科学的効果 - 妄想科學倶樂部

    そもそもニセ科学批判活動の効果というものは、測定したり検証したりできるものなのだろうか? 有効かどうかもよくわかっていないものを、彼らは“いいと信じて”やっている、ということなのだろうか? もしそうだとしたら、それって、彼らが批判するものたち(たとえばホメオパシー)と、その点じゃたいして変わらなくね?って思ったんだった。……は? いやあの、科学的見地からの批判の土俵はあくまで自然科学範囲の話で、従ってその責任範囲も自然科学に留まるのだけれど。 それを社会学の方面から見て批判されても困る。 大体、科学者だからって活動のすべてを科学的に処理しているわけじゃない。時には政治的立場から発言し、時には非科学的な物語に興じ、時には道徳的見地から行動する。そのいちいちを「科学的にどういう効果があるんですか」なんて問い詰めることに何か意味があるだろうか。 「経済学者が政策批判とかしてるけど、それで結局どの

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  • EM菌 まとめ(仮) - 妄想科學倶樂部

    水伝は様々なところで話題になり、纏まった反論も書かれたことにより教育への適用は沈静化、または反論が容易になった。 しかしここに来て教育の場へ急速に浸透する別種のトンデモが襲来している:EM菌である。 そこで、来ならば力不足ではあるのだが、個人的にざっと反論すべき点をまとめておきたい。 これを元に専門の方がきちんとしたものを執筆して頂けると有り難い。 EM菌とは Effective Micro-organisms(有用微生物群)の頭文字を取ったもので、要するに「複数の菌類を一個の群体として認識する」というもの。元々は1982年に琉球大学農学部の比嘉照夫教授によって、土壌改良用として研究開発された。 通常、自然界の微生物バランスでは酸化型の微生物が優勢であるために腐敗分解し易い。これを、抗酸化力の強い微生物群の投入によってバランスを変えることで腐敗し難い状態を作ることができるのではないかとい

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  • 個人の意志と集団の意志 - 妄想科學倶樂部

    id:jkondo氏は元々「検索に適応できない人のために」人力検索を作るところから事業をスタートさせているわけで、当初から「技術強者以外へ向けたサーヴィス」を指向している。続くアンテナやダイアリーはいずれもWebヘヴィユーザ向けに思えるが、それらは既にフリーウェアとしてリリースされていたものを「自力で設置しなくても使える」ようにしたのだと考えれば、実は技術弱者向けだったと言えるのではないだろうか。ただ、自らが技術指向の面もあったこと、ベータテスト段階で入ってくるユーザがほとんど技術的興味を中心にしていることからヘヴィユーザ向けに先鋭化してしまったのが、むしろ迷走だったのかも知れない。 とは言え、既にはてなの存在はWebヘヴィユーザを中心に成立している。従って会社としてはその強みを最大限に活かす方向へ特化するのが適正であり、裾野を拡げるのは悪くないが路線を乗り換えるわけには行かなくなっている

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  • 地震予知の余地 - 妄想科學倶樂部

    地震の年表を見ていたら、1975年中国・遼寧の地震に「予知に成功」とある。詳しく調べてみたところ、当日に動物の異常行動などが多数報告されたため自治体が住民を避難、その夜にM7.3の地震が発生したものの死者1300人程度で済んだ……という話のようだ。 でも、これって地震予知と言えるのだろうか。 事実として人的被害を抑えられたのは確かなのだろう。避難した住民は100万人にも及んだようだから、何もしなければ万の単位で死者が出ていたと予想される。 しかし、それは結果に過ぎない。実際、この後にも中国での大きな地震は何度も発生しているし、特に翌年の河北省唐山で発生したものは20世紀最大の被害をもたらした巨大地震であったが、まったく予知できていない。 現段階では、遼寧のそれは「偶然」以上の評価を与えられない。 では、予知するためには何が必要となるのだろうか。 天変地異の前触れとしての動物の異常行動その他

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    zonia
    zonia 2008/06/01
  • 例えと喩え - 妄想科學倶樂部

    議論における比喩禁止条約 - 最終防衛ライン3 この中で「電車内のマナー」話をしているのを見て「比喩禁止話の中でたとえ話とは」と思ったのだが、考えてみればそれは適切な見方ではない。 「たとえ」には2種類あるのだ。「例え」と「喩え」である。 例えはサンプルの例示である。主題に沿って具体的な事例を紹介するもので、(適切なサンプルでないという可能性はあるにせよ)基的に事象として一致しているため論旨を歪めることがない。 対して、喩えは主旨を感覚的に理解させるための置き換えである。来の事象と置き換えられた事象は、ある一面で一致しているかも知れないがそれ以外の面では共通性がない。にも関らず、比喩の方に対して「いや、その場合はこうなる」などと突っ込みが入ってしまうことで論旨が歪められてしまう。 mixi某所で例示と比喩を区別できない人と議論したことがある*1。変な比喩にこだわって話が逸れるので何度も

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  • 予告:次の無断リンク禁止論争は2008年8月初頭前後 - 妄想科學倶樂部

    何故かこう、周期的に発生する論争ってあるよな……とはてなキーワード「無断リンク」のグラフを眺めてみた。 過去年間を一度に表示すると、2007年10月末頃に大きなピークがあり*1、その前後にふたつのピークがあるのが判る。これらはほぼ11ヶ月ごとに繰り返されているようなので、次のピークは2008年8月初頭の前後に来るに違いない。 他の周期はどうか このままでは大した内容もないエントリに終わってしまうので、他の(議論を呼びそうな)キーワードを調べてみた。 非モテ非モテ」のトレンド - はてなキーワード 全期間を通じて明白なピークが2箇所しかないので周期を見出せない。細かい波となだらかな盛り上がりはあるが、2度目の大きなピークを境に収束気味。 ニセ科学 「ニセ科学」のトレンド - はてなキーワード 2006年の末に菊池教授による「まん延するニセ科学」動画が話題になったのが最大のピーク。ここから

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  • アンチエイリアスは情報量を増やす - 妄想科學倶樂部

    太字が潰れている!という件については、潰れる場合、もう一サイズ大きくしたりして、可読性を高めている場合が多いだろう。 だから「情報量が減ってもいいから文字を大きくして見栄えをよくしたい派」と「情報量を増やしたいので、文字が小さい場合での読みやすさ優先派」に別れるんじゃないだろうか。で、技術者には後者が多いと。 世間的にどう認識されているかという話であるから「間違い」というのも変だけど、アンチエイリアス処理は情報量を増やす処理であって減らす処理ではない。アンチエイリアスのないフォントでは潰れて読めないサイズでも、アンチエイリアスがかかっていれば可読性が確保できる。 例を示す。 (デカいので縮小表示。クリックして原寸をどうぞ) これはPhotoshopでアンチエイリアスあり/なしで同じフォントを比較したもの。Photoshopでのアンチエイリアス処理だからブラウザの処理と同一ではないけれど、こ

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  • 間違った思考が悪なら、高みの見物は最悪だ。 - 妄想科學倶樂部

    する側にばかりいると意識に上り難いところなのだが、ヲチというのは大変に趣味の悪い行為なのだということを認識した。 長くWebで活動しているから、ヲチに加わったこともヲチされる立場になったことも何度かある。しているときは大概「されるだけの理由があるよな」とか思っているわけだが、される側に回ると非常に気分が悪い。なんとなれば、所謂「上から目線」だからだ。 上から目線というのは、単なる批判や中傷とは異なる。それは距離を置いた嘲りである。 間違ったことを言ったならば批判は免れまい。或いは、そうでなかったとしても意見を異にする人物からの反論、あるいはまったくの中傷などが行なわれる場合もあろう。それはそれで対処のしようがある。 しかしヲチの場合、直接のアプローチは何もない。ただ、どこか知らぬ場所から見下ろして嗤っているだけである。 間違った思考であれ、表明すれば何らかの反応がある。「そういう考え方をす

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    zonia
    zonia 2008/03/15
  • 博物学的SFゲーム「トリノホシ-Aerial Planet-」 - 妄想科學倶樂部

    トリノホシ ~Aerial Planet~ (スペシャルサウンドCD「Planet Symphonia」同梱) 出版社/メーカー: 日一ソフトウェア発売日: 2008/02/28メディア: Video Game購入: 1人 クリック: 59回この商品を含むブログ (40件) を見る昨日メール便で届いていた(のを今朝発見した)ので早速プレイ開始。SF色の強い博物学的フライトシミュレータである。 白鳥座α星の裏に隠れた恒星コニウス。地球から3000光年以上離れたこの星系の第二惑星は、地球に近似した質量を持ちハビタブルゾーンに位置する、水の豊富な惑星である-----つまり、人間の居住に適した星と言える。実際、生物相も炭素系主体でアミノ酸の構造も一致しているようだ。 宇宙塵の直撃を受け大破した調査船から脱出した主人公の少年は、救助の見込みのないこの状況下、グライダーを利用して一人惑星の裏側にある

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  • アクセス権の超越 - 妄想科學倶樂部

    Excelシートに、別のフォルダにあるファイルをリンクして読み込ませ、そのフォルダにアクセス制限をかけても、元ファイルを開くとリンク先の内容が見える。 ……それってアクセス制限の意味が…… まあ逆に言えば、ファイルを限定してアクセスさせることが可能ということでもあるんだが。 Microfsoftが何考えて設計してるのか、時々凄く不審になる。

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  • はてなの帰還とサーヴィスの未来と - 妄想科學倶樂部

    はてなincだめだったってことかな? に限らず、今回の京都帰還や最近のはてなの動向について否定的見解が散見されるわけだが。 よく判らないのは、それらがほぼ一様に「シェア拡大」を是とし、それが為されないことを理由に失敗と断じている点だ。 シェアの拡大、ユーザの増加は確かにひとつの指針ではあろう。だが無料Webサーヴィスに於いて、経営的な意味でユーザの増加によるメリットはそれほど多くない。明白なのは広告収入に直結するpvぐらいだが、これ実は必ずしもユーザが増加せずとも上昇し得る。単にアクティヴユーザ割合が増えれば良いのだ。 逆に、ユーザの増加/アクセス増加はそれだけでサーバの増強など設備投資を強いられ人的資源の投入を強いられ、デメリットも結構多い。 はてブのようにデータの集積それ自体が価値を産むようなシステムではシェアの重要性は非常に高い。けれどはてダなどではそこまで重要な要素でもない。一定の

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    zonia
    zonia 2008/02/15
    「はてなが目指すべきはMicrosoftのように寡占的シェアを確保することではなく、むしろAppleのように一度使い出したら他へ乗り換える気がなくなるようなサーヴィスだ」
  • ミニブログとしてのはてブの可能性は - 妄想科學倶樂部

    URL列記なはてダがspam扱いされたとかなんとか。いやまあその事件自体には別段興味なくて、むしろ「なんではてダでやったんだろう」とか「はてブで満足できないとすれば何故か」みたいな方で。 ニュースサイト系には3種あって、 URLをひたすら列記するだけのもの URLに一言メモを付けるもの テーマごとにURLを混じえつつ意見を書くもの に分類できる、多分。 で、1と2ははてブで充分にカヴァできるので、わざわざはてダでやる理由があるとすれば3の形式だけとなろう。 いや別に1や2をはてダでやっちゃいけない道理はないんだけど、でもはてブでやった方が簡単だよねと。 それでも尚はてダでやろうとするには、むしろ相応の理由があるんだろうと思う。例えばはてブだとユーザごとの纏まりとしてはあんまり見てくれないとか、コメントが欲しいとか、トラバしたい/されたいとか、そういう「ブログじゃないと駄目なんだ」というのが

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