白いタラバガニ展示へ 稚内市の水族館 (10/16 11:55) 月内にも一般公開される白いタラバガニ=16日午前、稚内市のノシャップ寒流水族館(同水族館提供) 稚内市で白いタラバガニが16日までに見つかり、市内のノシャップ寒流水族館が飼育している。地元の水産加工会社に入荷したカニに交じっていた。ストレスで体が弱っているため、回復を待ち、月内にも一般公開する。 市内の稚内水産試験場は「色素異常の可能性が高い。外敵に見つかりやすく、成長した個体が発見されるのは異例だ」としている。 水族館によると、カニは甲羅の大きさが縦約25センチ、横約30センチで、脚を広げると幅約1メートルになる。本来は全身が黒っぽい紫だが、爪の先や甲羅の一部を除き、大半が白い。衰弱していたが、ホッケやオオナゴを食べて順調に回復している。 < 前の記事 | 次の記事 >