今日のアセス裁判では、法律本来の趣旨目的には触れず、捻じ曲げられた不正な運用が繰り返されていることにも触れず、アセスにおける市民の意見表明は単なる事業主体の「情報収集」にしか過ぎないとした「法律制度」そのものを否定する判決となりました。 以下は琉球新報から 辺野古アセスやり直し認めず 那覇地裁 米軍普天間飛行場代替施設建設に伴う名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部での環境影響評価(アセスメント)手続きに不備があるとして、県内外の621人が国にアセスの方法書や準備書のやり直しと損害賠償を求めた訴訟の判決が20日、那覇地裁であった。酒井良介裁判長は「原告らに訴える権利はない」としてやり直しを求める請求を却下し、住民側の主張するアセスの違法性については踏み込まなかった。損害賠償については棄却した。 住民側は環境影響評価法で認められた意見を述べる権利が国の違法なアセス手続きによって侵害されたとし