「PW無情(PW節)」は、多くの県民に愛されて歌い継がれてきました。悲惨な戦争を今に、そして未来へと伝えていく名曲です。「PW無情(PW節)」が生まれた時代背景やその歌詞の意味、先達のチムグクル、教えを理解し、未来に継承していきましょう。 屋嘉(沖縄県国頭郡金武町屋嘉)の収容所で金城守堅が琉歌「屋嘉節」として作詞し、沖縄人捕虜隊長の山田有昴と収容所相談役の新城長保が添削し「PW無情(PW節)」が誕生した。普久原朝喜の「無情の唄」のメロディーに乗せて歌われる。タイトルの「PW」とは、「prisoner of war(捕虜)」の事で、頭文字をとって「PW無情(PW節)」と名付けらた。沖縄全土が焦土と化した戦争、生き残った人々もまた想像を絶する悲しさ、苦しさ、空しさを抱えている。その心情を今に伝える沖縄の唄である。恒久平和を願って止まない。 【曲解説 備瀬 善勝】 多数の民謡音源の制作に携わる。
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