兵庫県警は１１日、車の放置違反金を滞納していた同県内の男性（５９）が預けていた仮想通貨を差し押さえたと発表した。全国の警察で初めてという。改正資金決済法で仮想通貨に財産的価値が定義されたことを受け、差し押さえに踏み切った。

アップルのティム・クック最高経営責任者（ＣＥＯ）は新製品発表会の冒頭、創業者でｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）開発を主導したスティーブ・ジョブズ氏の功績を振り返った＝米カリフォルニア州で２０１７年９月１２日、清水憲司撮影 (毎日新聞) アップルが３日発売したｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）１０周年記念モデルの「Ｘ（テン）」。ローマ数字ではなく、アルファベットの「エックス」と書いて「テン」と読ませている。「Ｘ」が「テン」となる理由を探ってみた。【岡礼子】 ◇Ｘはバージョン番号ではない これまでのアイフォーンは、機種名に洋数字が使われた。９月に発売したのが「８」で、次が「テン」だ。１０周年だからと考えれば分かりやすいが、アルファベットのエックスを使ったのはなぜだろう。 アップル日本法人の広報に尋ねると、「（基本ソフトの）『ＯＳ　Ｘ』（オーエス・テン）も、エックスと書いてテンと読む。経緯は分からない」。

＜不均衡な「共存共栄」＞三沢・沖縄、基地の現場を歩く／４　恩恵「ボンド制」壁に　／青森 11月23日 13:01 米軍三沢基地（三沢市）があることで、多大な交付金・補助金が地元に入る。その構図はよく分かる。だが地域経済の末端部分にまで、その恩恵は行き渡っているのか。　そう考えながら取材を続けていると、象徴的ともいえる事例を知った。米軍関連の「工事」だ。　基地の敷地内の住宅エリアでは近年、米兵が住む高層住宅に工事用のやぐらが組まれ、工事を担当する業者が頻繁に出入りする。在日米軍は２００９年、米軍関係者の基地外の居住を制限する方針を打ち出した。基地外に住む米兵らの家賃補助削減が主な狙いだが、その影響で近年は、基地内住宅の改修工事が進んでいるとされる。つまり基地内には「ビジネスチャンス」が眠っているのだ。　建設会社「藤本建設」（本社・青森市）の藤本有三・三沢営業所長は「良い環境で住めるよう今後９

＜不均衡な「共存共栄」＞三沢・沖縄、基地の現場を歩く／３　爆音訴訟、蚊帳の外　／青森 11月21日 12:44 米軍三沢基地（三沢市）の問題を取材しながら感じるのは、「基地撤去」を訴える声がほとんど語られない現実だ。騒音被害などはあるものの、撤去を求める声は目立たない。　いわゆる「爆音訴訟」もない。全国で飛行場を抱える基地の周辺住民が日米両政府を訴え、米軍機の飛行差し止めや被害補償を求めるものだ。沖縄県をはじめ全国の住民が相次いで提訴し、２００８年には各訴訟団が連帯する「連絡会議」も設立されている。だが三沢に関しては大きな訴訟もなく、「蚊帳の外」が続く。　◇撤去求めず断念　「そもそも三沢市民は基地撤去を求めておらず、最初から訴訟のハードルは高かった」。０２年に「三沢基地進入表面下町内会連合会」（現基地周辺町内連合会）の会長だった玉川健五郎さん（６８）は振り返る。米軍機Ｆ１６のデモフライトや

＜不均衡な「共存共栄」＞三沢・沖縄、基地の現場を歩く／２　閑散、米軍向け住宅　／青森 11月20日 10:49 沖縄と三沢の街を歩くと、「ＦＯＲ　ＲＥＮＴ」の張り紙のある住宅をよく見かける。米軍基地の外で、兵士ら軍関係者に住宅を賃貸する「米軍向け住宅」の空き家が増えていると聞いた。　嘉手納、普天間飛行場などの米軍基地が集中する沖縄本島中部。ある不動産業者の女性は「空き家が増え、家主には民間に貸し出すか転売を勧めている」と話した。　沖縄では米軍向け住宅が２００８年までに７０００戸を超えた。だが在日米軍は０９年、基地外の居住を制限する方針を打ち出した。基地外に住む米兵の家賃補助削減などが理由だが、その影響で近年は空き家が増えているという。　住宅の「需給」は、米軍の動向次第だ。在沖海兵隊の国外移転も取りざたされるほか、在日米軍の駐留経費の一部を日本が肩代わりする「思いやり予算」の削減も議論されて

＜不均衡な「共存共栄」＞三沢・沖縄、基地の現場を歩く／１　返還議論に温度差　／青森 11月19日 11:33 米軍三沢基地（三沢市）が、米国から「返還」される可能性はあるのか。　素朴な疑問だが、ずっと気になっている。日米両政府は２０１３年、沖縄県の嘉手納基地より南の６施設・区域の返還に合意した。　では三沢はどうなのか。私は２０１１年に青森支局に赴任後、基地関連の取材を続けているが、判然としない。種市一正市長（７４）に聞いてみると、こんな答えが返ってきた。　「そういう議論さえしたことないのでは」　米軍は、三沢基地を日本の北の守りの「要」とすべく、その世界戦略の中に組み込み始めた。昨年夏には無人偵察機グローバルホークを一時配備し、沖縄の射爆撃訓練の一部も移転させた。２０１７年度には、米軍横田基地に配備予定の垂直離着陸輸送機ＣＶ２２オスプレイの訓練地候補にもなる見通しだ。　だが基地「活用」の動き

（フィナンシャル・タイムズ　2014年7月22日初出　翻訳gooニュース）　デイビッド・ガードナー イスラエルとハマスがいまガザ地区で展開している戦争がどれほど無意味で無駄か、どんなに語っても大げさすぎるということはない。どちら側も武力衝突の再開を望んでいなかった。なのに、混乱と恐怖がスパイラル状態で悪化していく今の状態は、おなじみの非情な論理に突き動かされている。狭い地域を実効支配するイスラム原理主義組織は手作りのロケット弾を放ち、イスラエルはそれに応えて誘導ミサイルや砲弾を雨あられと降らせるのだ。これまで何度も繰り返してきたように。 どちら側も、何か成果として国民・住民に見せられるものを手にするまでは、この流血事態から手を引くことができない。ハマスとしてはそれは、7年にわたるガザ封鎖の終結を意味するし、イスラエルにとっては抑止力の回復が求める成果だ。どちら側も、ガザ住民170万人にとっ

選挙という祭りが終わった。さまざまなドラマがあった。時系列に簡単に振り返ってみよう。 10月16日。民主党が自民党に「年内解散の検討を進めている」と伝えたと報道される。ちなみにこの日、沖縄では未明に飲酒の上、帰宅途中の20代女性に突然襲いかかって暴行したとして米海軍の23歳の兵士2人が県警に逮捕される。 10月19日。民主、自民、公明の３党党首会談が決裂。この日、在日米軍が全兵士を対象とした午後11時から午前5時までの夜間外出禁止令を発令。 11月2日。全国知事会で地方交付税の支給が遅れることに不満が噴出。米軍嘉手納基地の24歳の兵士が深夜に読谷村のアパートの一室に侵入し、部屋にいた男子中学生を殴り、テレビを壊して逮捕される。 11月16日。衆議院解散。沖縄県議会が米兵事件への抗議決議を全会一致で可決。 11月18日。維新の会と太陽の党の合流について、みんなの党が「合流ありきではない」とコ

■本日の言葉「write off」（帳簿から消し去る、見限る）■ 英語ニュースが伝える「JAPAN」をご紹介する水曜コラム、今週は当代一の知日派と言われる英国ジャーナリストが、「日本を見限るな」と書いた記事についてです。中国が日本を追い越すのは確かに時間の問題だが、だからといって日本を軽視していいことにはならないはずだと。「日本はもうダメだ」と言われ慣れしてしまっている日本人としては、なんとも面映いこそばゆい思いがしました。（gooニュース　加藤祐子） ○世界3位はそんなに悲惨か 日本が「世界第2位の経済大国」の座を中国に譲り渡すのは時間の問題という報道が引きも切らない今日この頃、いかがお過ごしでいらっしゃいますか……ではなく。2009年中に追い越すと確実視されていましたが、今年こそ日本は世界第3位に大転落してしまう模様です。わあ、大変だ……？ （いきなり余談なのですが、米民主党の牙城マサ