一度捕まえたのだが、そこから死んだふりが始まって、ああこいつは死んだふりするのかと。死んだふりしてくれた方がいろいろ都合がよい、おもしろいやつだと思っていたらそこから全力疾走が始まった。でそんなこともあろうかといろいろ用意していたのだが、シマヘビの比ではないくらいの全速力でこっちが驚くほどだった。山の斜面から滑り落ちていったのもあったのだけど、ヤマカガシってこんなに早いのかと驚くほどに早かった。多分ネコの全力疾走/2くらいの速さはあったんじゃなかろうか……(笑) ヘビを捕まえるヘビ掴みというやつが長くて槍のようで、それが山中の木々の生えてる状態では相手が悪かったというか、一秒くらい引っかかったのもあるが。そういや時代劇的な小説ではそんな描写があったなあとか思ったけれど、まさかそれをこんな形で体感しようとは思わなかった。ブラックマンバは足が速くて厄介とかどっかでは見たけど、多分常時このくらい