2008年07月16日17:33 カテゴリ為替FX 博打で負けた男のようなドル。老いてゆく女性のような円。 104円までドル安が進みました。原油(WTI)は136ドルを割り込みましたが、「下落に転じた」とまでは言えない動き。CNBCでは「フレディ&ファニー」という言葉が繰り返し出てきます。バーナンキ議長が議会で「いつになく不透明」と証言するほど市場の動きはつかみにくいですが、中長期のインフレの流れは明らか。それがゴールドの975ドルという値が示している意味だと思います。アメリカで取り付け騒ぎが起きて、大統領が落ち着くように呼びかけているのに、ダウが一時的とはいえプラスになったのには驚きました。状況が深刻なわりには、株価の崩れが強くないように私には見えます。 先月、CNBCでドルやユーロが話題になったときに、司会者が「ところで日本の円は?」と喋り、一瞬ですが沈黙になる場面がありました。私は、