「キヨシローッ!」と叫びながら忌野清志郎さんの葬儀会場に入るファンら=9日午後、東京都港区、川村直子撮影 ロックミュージシャン忌野清志郎(本名・栗原清志)さんの葬儀が営まれた9日、会場になった東京都港区の青山葬儀所には、別れを惜しむ友人やファンら約4万2千人(所属レコード会社発表)が弔問に訪れた。前日夜から並んだというファンを先頭に、全国から集まった人たちの列は数キロにもおよび、献花を待つ列は深夜まで途切れなかった。 会場では代表曲や、遺作となった大阪のFM802のキャンペーンソング「Oh!RADIO」など清志郎さんの歌声が流れ、彼がよく描いていたウサギの巨大バルーンや署名の看板がライトアップされるなど、ささやかな野外ライブの雰囲気だった。 30年来のファンでホームページ「愛し合ってるかい」を開く都内の女性(51)は、夫と2人の娘とともに献花した。「彼はずっと心の中で生きている。6時