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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/kurokuragawa (91)

  • 謎の飛行艇と「2乗3乗法則」 - 玄倉川の岸辺

    きのうはエイプリルフール。 円谷プロの特設サイトを楽しみにしていたのに、サーバーが重すぎてほとんど見られなかったのが悲しい。メトロン星人の陰謀に違いない。 それはともかく、「エイプリルフールネタだったらよかったのにね」という残念な記事がこれ。 特集:生かせ!知財ビジネス/逆説理論で“開発” 宙に浮く飛行艇 - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE 世界が栃木県の片田舎で生まれた発明に大きな注目を寄せ始めた。驚異の飛行艇が現れた。 その飛行艇は両翼がない。魚のマグロが3寝たような形状である。ほとんど滑走することなく垂直に近い角度で上昇し、180度旋回や横転を瞬時にこなす。圧巻は、空中停止。そのままゆっくり下降して着陸できるが、上昇や直進を再開することもできる。まるで水中を泳ぐ魚のように自由自在。見た者誰もがUFOの実在を信用するよう

    謎の飛行艇と「2乗3乗法則」 - 玄倉川の岸辺
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    zyugem 2009/04/02
  • 陰謀論とかダブルスタンダードとか - 玄倉川の岸辺

    小沢氏と西松建設の政治献金問題について。 捜査中であり、そもそも私には法律のことも政界の裏事情も知らないので「誰が悪い」「いや悪くない」といった話をするつもりはない。 一般論として言えば、これが若手議員なら「秘書にぜんぶ任せてました、企業の迂回献金だなんて気付きませんでした」と弁解しても「そうかもね」と思うが、政治の裏も表も知り尽くし、カネの問題でとかくの噂のあるベテラン政治家が「知らなかった、気付かなかった」と言っても生暖かい気分になるばかりだ。とはいえ、これも見方しだいで「海千山千だからこそ当に危ない橋は避けるはず」と言うことだってできる。当のところはやっぱりわからない。 カネの問題とは別にして、事件の周りで騒いでいる人たちの浅はかさ見苦しさにはあきれる。 小沢氏秘書逮捕が明らかになった直後の、鳩山幹事長をはじめとする民主党幹部の発言。いきなり「国策捜査じゃないか」とか陰謀論を並べ

    陰謀論とかダブルスタンダードとか - 玄倉川の岸辺
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    zyugem 2009/03/07
  • 派遣村とヘラジカの角と「気魄」 - 玄倉川の岸辺

    「『派遣村』叩きに日の国民性を思う」では「派遣村叩き」の原因について日人の国民性という視点で考えてみた。いや、考えたというのは大げさで「こういう見方もできるよね」という思いつきを書いてみただけなのだが、意外なほど多くの人に読んでいただけたのはうれしかった(5桁のPVは初めて)。物事を考えるにはいろいろな角度から立体的に対象を把握したほうがいいし、自分が新しい視点を示せたのであれば幸せなことだ。 さて、いきなり日和るようだけれど、私自身は「他人を信頼しない日の国民性が派遣村叩きの原因」という見方がただひとつの正解とは思っていない。「そういう見方も成り立つ」のは間違いないけれど、それがすべてであるはずがない。 私の見たところ、「派遣村叩き」を批判する意見の多くは社会的原因(政治が悪い、企業が悪い、新自由主義が悪い)あるいは個人的原因(叩いているのは右翼だ、ニートだ、想像力のない人たちだ)

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    zyugem 2009/01/17
  • 「定額給付金反対世論」に13年前を思い出す - 玄倉川の岸辺

    マスコミ各社の世論調査が発表された。 asahi.com(朝日新聞社):給付金に反対63% 内閣支持19% 朝日新聞世論調査 - 政治 内閣不支持7割超、給付金に反対78%…読売世論調査 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 【社・FNN合同世論調査】麻生内閣「支持率は危険水域」初の10%台に (1/2ページ) - MSN産経ニュース 麻生内閣の支持率についてはともかく(それにしても下がりすぎとは思うが。私は麻生内閣支持である)、定額給付金がこれほどまでに不評なのは合点がいかない。産経・FNNの調査によると、 通常国会で焦点となっている定額給付金については、「ばらまき」で好ましくないと答えた人が75・1%。給付金の財源2兆円についても「ほかの政策に回すべきだ」と答えた人は79・8%にのぼった。 だが実際に給付が決定すれば、84・8%が「受け取ろうと思う」と答え、受け取ろ

    「定額給付金反対世論」に13年前を思い出す - 玄倉川の岸辺
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    zyugem 2009/01/13
  • 「派遣村」叩きに日本の国民性を思う(2) - 玄倉川の岸辺

    まず、前の記事について言い訳めいた補足を二つほど。 「サイエンスZERO」を見て初めて山岸教授の研究を知ったように思われたかもしれないが、実は以前から「日人は他国民と比べて他者を信頼する傾向が低い」という調査結果は知っていた。阿部謹也の「世間」論なども読んだことがあり、「日社会って生ぬるいようで世知辛い」とわかっているつもりだった。番組を見て意外に感じたのは、たとえて言えば「ちゃんと勉強せずに試験を受けたけどなんだかいい点が取れそうな気がした。戻ってきたテスト用紙を見てびっくり・がっかり・やっぱり」という感じである(なんだかよくわからないたとえですみません)。 前の記事で世間の「派遣村」叩きと山岸教授の調査結果を結び付けて論じたのはなにも「日はダメだ」「日人は最低だ」と貶めるためではない。むしろ私はなるべく日のいいところ(「とてつもない日」)を見ていきたいほうである。必要もない

    「派遣村」叩きに日本の国民性を思う(2) - 玄倉川の岸辺
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    zyugem 2009/01/09
  • 「派遣村」叩きに日本の国民性を思う - 玄倉川の岸辺

    少し前の番組になるが、去年12月21日に放送された「サイエンスZERO」がとても興味深かった。 人間性とは何か、信頼や満足感はどこから生まれるのか。わかったつもりでいたけれど実はほとんど知らないのだと気付かせてくれた。 「シリーズ・ヒトの謎に迫る」第3回は、さまざまな工夫を凝らした実験で「心の正体」を探る社会心理学の最前線を見る。プレゼンターは北海道大学の山岸俊男教授。「なぜ実験で心がわかる?」という質問に、山岸教授は「心と意識は別もの。ヒトの心は人にもよくわからない。実験なしに知ることは不可能」と言い切る。山岸教授の研究チームが実施する実験は、たとえば「独裁者ゲーム」と呼ばれるもの。二人組の一方に「ふたりで分けなさい」とお金を預けたとき、どのような割合で分けるかを大勢に試して統計を取る。その結果、独り占めする人はほとんどおらず、意外に均等に分ける人が多いことがわかる。それはなぜか?その

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    zyugem 2009/01/08
  • 田母神氏の守りたかったもの - 玄倉川の岸辺

    田母神前航空幕僚長が著書を出したり年末の特別番組に出演したりしていまだに気を吐いている。いや、怪気炎をあげているというべきか。 田母神氏の言うことははっきりいって無邪気で空想的で浮世ばなれした右翼的ホラ話でしかなく、とうてい評価に値するものではないのだが、「愛国的」であるという一点のみで喜ぶ人もいる。「田母神」でブログ検索すると支持し応援する記事ばかりヒットするので頭が痛い。 田母神氏と支持者のレベルは左側で言えば「福島瑞穂氏が『九条を守れ!』と叫びファンが『そうだそうだ、いいこと言った!』とレスポンスする」ようなものだ。「護憲論はけっこうだが、なにも福島氏をカリスマ扱いしなくてもいいのに… そんなことだと護憲派全体がアホみたいに見られるぞ」と思うのだが、その構図が田母神氏と支持者の関係では鏡写しになっている。田母神氏も福島氏も子供にもわかるような(というか子供だましの)単純で幼稚なことば

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    zyugem 2008/12/31
  • 第二次世界大戦はいつ始まったか - 玄倉川の岸辺

    「1941年12月に第2次世界大戦が真珠湾攻撃で始まった」という見方は別に間違っていない。 麻生総理を無知だと批判している人たちのほうが歴史を知らない。 漢字に続き…麻生、今度は「歴史も知らない」疑惑:ZAKZAK第2次大戦が真珠湾攻撃で!? 「未曾有(みぞう)」を『みぞゆう』、「怪我(けが)」を『かいが』といった漢字の読み間違いで国民の失笑を買っている麻生太郎首相に、今度は「歴史も知らない」疑惑が浮上した。これで自民党文教族の幹部というのだから…。 先に配信された首相の動画マガジン「太郎ちゃんねる」の第10回で、首相は「1941年12月に第2次世界大戦が真珠湾攻撃で始まるんですけど、10年後に日米安全保障条約なんて想像した人は、たぶんあのとき1人もいない」と発言した。 しかし、教科書出版大手の山川出版社の用語集では世界史、日史ともに「第2次世界大戦」は、1939年9月1日にナチスドイツ

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    zyugem 2008/12/11
  • 田母神「論文」と自衛隊幹部教育 - 玄倉川の岸辺

    昨夜のNHK「クローズアップ現代」で、田母神「論文」問題と自衛隊の幹部教育が取り上げられた。 なかなかいい番組だったが、正直いって自衛隊のありかたに少し不安を感じた。 クローズアップ現代 空幕長論文はこうして発表された 先の大戦をめぐり政府見解と異なる内容の論文を公表して、前航空幕僚長が更迭された問題。 前空幕長が論文を公表するきっかけとなった民間企業の「懸賞論文」には、航空幕僚監部が全国の隊員に組織的に論文応募を促していた事実が確認されている。また前空幕長によって、自衛隊の高級幹部を育成する「統幕学校」に「歴史観・国家観」というそれまでになかった新たな講座が設けられていたこともわかってきた。 前空幕長によって、組織はどう動いたのか。そして、前空幕長はなぜ論文を発表したのか。証言や入手した資料をもとに検証する。 その一方で、将来の幹部自衛官を育成する防衛大学校を取材。 教育現場では何が教え

    田母神「論文」と自衛隊幹部教育 - 玄倉川の岸辺
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    zyugem 2008/12/10
  • 「偽装認知」の怪 - 玄倉川の岸辺

    いまさらこんなことを言うのもなんだが、国籍法改正反対派が問題にする「偽装認知」ってなんなのだろう。 黒い影と周辺の騒ぎばかりで、実体を見たものは誰もいない。 前の記事で、「国籍法改正反対運動(の空騒ぎ)が起きるまで『偽装認知』なんて言葉を聞いたことがない」と書いた。それはまぎれもない実感なのだが、あるいは単に私が無知だったせいかもしれない。世の中では実際に「偽装認知」の問題が起きていて多くの人が困っているのかもしれない。だとしたら大変だ。 というわけでちょっと調べてみた。 私は地方に住む一般人なので、関係機関や事情通から直接情報を得ることはできない。こんなとき頼みの綱はgoogleだ。 「国籍法改正運動」が起きる前の情報を知りたいと思ったが、「日付指定」条件で一ヶ月とか三ヶ月「以内」の検索はできても「以前」ではできない。検索結果を日付順にソートすることもできない。たいへん不便なので超絶的技

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    zyugem 2008/12/07
    「ネットが普及すれば「普通の人たち」のリテラシーが上がると言われてきたが、今のところはデマを増幅する力のほうがずっと強いようである。」
  • 国籍法とDNA支配 - 玄倉川の岸辺

    改正国籍法が国会で可決成立した。 これでネットの空騒ぎも沈静化するだろうとほっとしている。 だが、煽ったり煽られたりした人たちがどれだけ正気を取り戻すのか、反省してくれるのかあてにできない。憂だ。 騒ぎが始まったときから、国籍法改正反対運動の意味がわからなかった。今でもわからない。 私は法律の素人だけれど、「素人が常識的に考えて」(反対派の人たちが好む言い方)特別に問題のない、いや、憲法を守り人権を擁護するために必要な法律だと感じる。憲法とか人権という言葉にアレルギーを起こす人たちもいるが、与党政治家を国賊よばわりして何のお咎めも受けずにすむのはそれこそ憲法と人権のおかげである。 今度の改正は、最高裁判決が出ているので改正案以外に変えようがない(DNA義務付けが無理なんて法律のプロならわかることです。)という事情、専門家からは長年にわたって問題点として指摘された点を、諸外国でとっくの昔に

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    zyugem 2008/12/05
  • ゲーリングの尻尾 - 玄倉川の岸辺

    どうしても田母神元幕僚長が気になる。 航空幕僚長を退任し制服を脱いだのだから、彼はすでに一民間人にすぎない。 失礼ながら、右派の論客としてレベルが高いとも思えない。たかじんの番組で勝谷誠彦あたりと馴れ合ったり「Will」で手記を書く程度がお似合いだ。NHKの討論番組に出演したり「文芸春秋」に寄稿する田母神氏の姿は想像できない。 自衛隊の中にある「田母神的なもの」は大問題だが、田母神氏自身はすでにただの人である。外から自衛隊員に影響を与えられるほどのカリスマはないだろう(と願う)。 それなのに気になって仕方がないのは、私自身の中に田母神氏と似通った部分があるからだ。昔の失敗を思い出してしまい、やりきれない思いと恥ずかしさが津波のように押し寄せる。田母神氏自身が「私の何が悪いのか」という顔をしているところがまたシャクにさわる。もう当に勘弁してほしいのである。 もちろん私は田母神氏に会ったこと

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    zyugem 2008/12/04
  • 田母神元幕僚長の核武装論 - 玄倉川の岸辺

    田母神俊雄という人物について、「名誉ある航空自衛隊で幕僚長になった人物なのだから」とできるだけ罵倒しないようにこらえてきたけれどもう限界だ。いくらなんでもひどすぎる。 なんという愚かさ、なんという無能。こんな男がトップになってしまう自衛隊には大いに問題がある。徹底的な見直しと幹部の再教育が必要だろう。 J-CASTニュース : 核攻撃「やられれば、やる」 田母神氏持論を改めて主張 「非核3原則」に否定的、改憲も主張 さらに、核問題や憲法改正についても言及。記者から 「1945年当時の司令官だったとして、米国に対して原子爆弾を使う能力があった場合、どうするか」 と聞かれると、 「それは、その状況になってみなければ分かりませんが、まぁ、『やられれば、やる』のではないかと思います」 と、核使用を肯定するともとれる発言をしたほか、日が核攻撃を受けた際の対応については 「ほんのちょっとしか準備でき

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    zyugem 2008/12/02
  • 田母神かあさんの家庭教育 - 玄倉川の岸辺

    この人がいったい何をやりたかったのかわからない。 【田母神前空幕長インタビュー】「自国を悪く言う外国人将校に会ったことはありません」 (1/6ページ) - MSN産経ニュース 「北朝鮮と同じ」「村山談話に疑問」田母神前空幕長が記者会見で - MSN産経ニュース 田母神氏は「自衛隊の士気を高めるには日への悪口をやめることが必要」とか主張してたのに、「論文」問題が明らかになってからというもの日の悪口を言いまくりである。「民主主義国家とはいえない」とか「北朝鮮と同じだ」というのはそれこそ最大級の悪口だ。右のほうの人たちが好む言葉を使えばまさに「反日」「侮日」以外の何物でもない。元幕僚長のそんな言葉を聞かされて士気が高まる自衛隊員がいるのだろうか。国民の自衛隊に対する信頼が増すのか。 まったくもって謎である。これもコミンテルンの陰謀だろう。 子供たちがちゃんと勉強しないので困っている母親がいる

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    zyugem 2008/11/28
  • 「わかるわかる」がわからない - 玄倉川の岸辺

    厚生労働省元次官連続殺傷事件について、というかその報道について思ったことを書く。 単なる印象批評なので読者に有益な情報は何もありません。 それほど熱心にフォローしているわけではないけれど、テレビニュースや新聞などでは犯人の動機について「理解できない」「もっと他の理由があるのではないか」という疑問・否定モードが基調のようである。 たしかに「子供のころ愛犬を殺処分された恨み」という動機は奇態なもので、多くの人が首をひねるのは無理もない。私だって当にK氏(あまり意味はないがとりあえず仮名)の気持がわかるかといえばわからないと答えるほかない。 だが、秋葉原無差別殺傷事件のときの報道を思い出すと「ずいぶん違うものだな」と違和感を抱いてしまう。 あの事件も理不尽で正当化しようのない卑劣な犯行だったけれど、マスコミが伝える「識者」の声には「格差社会」「新自由主義」「派遣労働」「ワーキングプア」といった

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    zyugem 2008/11/26
  • 無能な働き者 - 玄倉川の岸辺

    田母神前空幕長の件について、国会やマスコミ(産経を除く)ではほぼ批判一色である。 私はこの状況に不満がある。 といっても、「田母神氏の主張は正しい」「批判するほうが間違っている」と言いたいわけじゃない。 逆に、「まだまだ批判が足りない」「自衛隊幹部の政治的発言に対してもっと警戒心を持つべきだ」「世論がアレルギー反応を起こしてもいいくらいだ」と思っているのである。 私がどれほど田母神氏のようなタイプの「軍人」を忌み嫌っているかといえば、酔っ払い運転常習者を見るのと同じだといえばわかってもらえるだろうか。酔っ払い運転常習者に対して「運転する資格なし」と罵倒するのと同じく、田母神氏には「国防の要職にある資格なし」と批判せずにはいられない。 以下、この稿では自衛隊のことを「軍隊」、自衛官(いわゆる制服組)のことを「軍人」と呼ぶことがある。私自身は憲法9条2項を改正して自衛隊を軍隊として認めるべきだ

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    zyugem 2008/11/12
  • 「正論」と「お約束」 - 玄倉川の岸辺

    このごろ「正論」と言う言葉が軽々しく使われすぎてるんじゃないか。 あまり安売りされるとありがたみが薄れる。使い古されて磨り減ってしまう。 真性引き篭もりhankakueisuuさんは「神」の大安売りを批判したけれど、私には「正論」のほうが気になる。神は結局のところフィクションに過ぎないが(こんなこと言うと罰が当たりそうだ)、正論は実体と重みのあるものであってほしい。 デヴィ夫人という人がいる。 インドネシアの初代大統領スカルノに見初められ、第三婦人になった日人女性だ。 生まれや育ちは失礼ながら(と言うべきなのかどうなのか)庶民的だが、数奇な運命を経て現在は日では貴重な「国際的セレブ」として存在感を発揮している、らしい。 そんなデヴィ夫人の意見に、多くの人が「正論だ」と賞賛を寄せている。 麻生首相とホテルBar|デヴィ夫人オフィシャルブログ「デヴィの独り言 独断と偏見」by Ameba

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    zyugem 2008/10/30
  • お上手 - 玄倉川の岸辺

    政治家は言葉が商売道具である。 民主国家の政治家は自分の考えを広く説明し、国民の同意を得ないと政策が実現できない。 彫刻家がノミを大事にするように、政治家は言葉を大事にするはずだ。 それなのに、次の総理とも目される有力者がぞんざいな言葉遣いをしている。 私は小沢氏の支持者じゃないけれど、なんだか悲しくなる。 asahi.com:印首相との会談欠席 小沢氏「首相じゃないから」と釈明 - 政治 民主党の小沢代表は24日の青森市での記者会見で、前日のインド・シン首相との会談を体調不良を理由に欠席したことについて「総理大臣になって首脳会談ということなら、多少体調が悪くても欠席することはない。私、野党だから。総理大臣じゃない。国務大臣でもない。勘違いしないでください」と述べた。 小沢氏の体調問題、シン首相との会談欠席問題はこのさい批判しない。私が悲しく思ったのは小沢氏の釈明だ。 「釈明」と言うけれど

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    zyugem 2008/10/26
  • 軽自動車には軽油だよねー。 - 玄倉川の岸辺

    もちろんそんなことをしてはいけない。 念のために言っておくと、私の知る限りすべての軽自動車は「ガソリンエンジン」を搭載している。軽油は「ディーゼルエンジン」用の燃料なので、ガソリンエンジンに入れると故障する。 たいていの人は「まさかそんなバカなことを」と思うだろうが、「軽自動車には軽油」を実行したドライバーが全国でトラブルを起こしている。原因はガソリンの値上がりとセルフ式スタンドの増加。 livedoor ニュース - ガソリン高騰でトラブル急増 セルフで軽油給油、エンスト 首都圏の一都三県で4月~6月に153件のトラブル JAF部はJ-CASTニュースの取材に、首都圏の一都三県で緊急調査したところ、07年4月~6月で153件のトラブルが見つかった、と明かした。07年に入って燃料の入れ違いによる救援依頼が急激に増えたことに疑問を持ち、トラブルのデータを分析したところ、こんな結果が出てきた

    軽自動車には軽油だよねー。 - 玄倉川の岸辺
  • 「判決が不当とは思わない」のに控訴? - 玄倉川の岸辺

    懲戒請求煽りだけでも弁護士として恥さらしなのに、意味不明の控訴をしたらまさに恥の上塗りだ。 せっかく "good loser"になれる機会を得たのに、無意味な訴訟を続けるのは愚かである。 asahi.com(朝日新聞社):橋下知事「判決が不当とは思わないが…」控訴の意向 山口県光市の母子殺害事件をめぐり、橋下徹・大阪府知事が知事就任前の07年5月、テレビで繰り広げた発言で2日、知事敗訴の判決が出た。 橋下知事は「原告の皆さん、光市母子殺害事件の弁護団の皆さん、大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と頭を下げた。「私の法令解釈、表現の自由に対する考え方が間違っていたとの判断を重く受け止めます。判決が不当とは思わないが、三審制ということもあり、一度、高裁にご意見をうかがいたい」と述べ、控訴の意向を示した。 広島地裁の判決文については共同通信が詳しく伝えている。 弁護団懲戒請求の判決要旨 光市

    「判決が不当とは思わない」のに控訴? - 玄倉川の岸辺
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    zyugem 2008/10/02