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  • ごめんなさい。原子力安全神話は僕たちが形成した

    1956年生まれ。テレビディレクター、映画監督、作家。ドキュメンタリー映画『A』『A2』で大きな評価を受ける。著書に『東京番外地』など多数。 森達也 リアル共同幻想論 テレビディレクター、映画監督、作家として活躍中の森達也氏による社会派コラム。社会問題から時事テーマまで、独自の視点で鋭く斬る! バックナンバー一覧 今の学生は素直すぎる。 とても危機的なほどに 授業が終わると同時に、耳にイヤフォンを差し込んだまま、学生の一人が近づいてきた。 「質問だけどいいでしょうか」 「もちろん質問はいいけれど……」 僕は言った。 「どうして授業中に質問しないのかな」 「だって誰も質問しなかったので」 「誰かが質問するまではできないということ?」 「場の空気がありますから」 あっさりと言われて、僕はため息をつく。 「でもその『場の空気』は、あなたたちが作っているんだよ」 「それはそうですが、最初の一人はま

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    zyugem 2011/12/01
  • 賛否どちらの側にも不満を残した「TPP」は、何をどう論じて決めるべきだったのか?

    58年北海道生まれ。81年東京大学経済学部卒。三菱商事、野村投信、住友信託銀行、メリルリンチ証券、山一證券、UFJ総研など12社を経て、2005年に楽天証券経済研究所客員研究員、23年3月から現職。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 賛否どちらの側にも不満が残った 国論二分の「TPP大議論」 先般のAPEC会合で野田佳彦首相は、日がTPP交渉に参加したい意向を持っていることを表明し、オバマ米国大統領はこれを「歓迎」することを表明した。 日がTPPの交渉に参加することは、他の交渉参加国の賛意を前提としているので、まだ正式に決まったわけではないが、米国を含む他国が日の参加を了承すれば、日は少なくともTPPの「交渉」には参加することに

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    zyugem 2011/11/23
  • 中韓に吹く反VISA旋風の陰でシェア拡大を図るJCBの戦略

    inside Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?ダイヤモンド編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 米中間の国際カード紛争が激化している。 事の発端は昨年9月。米通商代表部が、電子決済サービス市場への外資参入を妨害しているとして、中国を世界貿易機関(WTO)に提訴。以来、両国政府は、VISAと中国の銀行カード連合組織、中国銀聯の代理戦争を演じている。今では、通常なら数週間で認可される新規デザインのカード発行さえ、「中国はVISAのみを認可しないよう狙い打ちしていると聞く」と国内VISA関係者。 「中国は東洋の国。クレジットカード業界にも『和をもって貴しとなす』の精神が必要だ。利益偏重は成り立たない」──。 先月下旬に開かれたカード国内最大手、ジェーシービー(JCB)の海外パートナー企業が、一堂に会した「JCB世界大

    中韓に吹く反VISA旋風の陰でシェア拡大を図るJCBの戦略
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    zyugem 2011/11/15
  • “新卒一括採用”の慣例が崩れる?未就職学生が次年度に大量就職へ

    inside 産業界・企業を取り巻くニュースの深層を掘り下げて独自取材。『週刊ダイヤモンド』の機動力を活かした的確でホットな情報が満載。 バックナンバー一覧 新卒学生の就職戦線に、異変が起きている。これまで、企業が卒業予定の学生を対象に年度ごとに一括して採用する“新卒一括採用”が慣例化していたが、今年は違う動きをみせている。 昨年度の就職活動で企業に採用されなかった未就職学生が、年度をまたいだ4月以降にも就職活動を継続した結果、次年度採用で就職に漕ぎ着けた学生が激増したのだという。昨年度の未就職学生数(大学、短大、高校、専門学校の卒業生)は、約7.5万人いたと言われている。そのうち、1.9万人もの学生が、今夏までに実施された次年度採用(今年4~6月末時点)で就職を決めているのだという。大半の未就職学生が、慢性的な人手不足に悩む中小・零細企業へと流れているようだ。 従来、学生が年度を越えて就

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  • 72年ぶりのコメ先物市場再開阻止できなかった農協の焦り

    inside 産業界・企業を取り巻くニュースの深層を掘り下げて独自取材。『週刊ダイヤモンド』の機動力を活かした的確でホットな情報が満載。 バックナンバー一覧 農協が組織を挙げて反対してきたコメ先物取引の試験上場が7月1日に認可され、東京穀物商品取引所と関西商品取引所は8月8日から取引を開始することを決めた。 これを受けて農協の中央組織であるJA全中(全国農業協同組合中央会)は上場阻止に向けて引き続き運動を展開していくことを表明したが、「これは農協の歴史的敗北だ」と農政に詳しいキヤノングローバル戦略研究所研究主幹の山下一仁氏は語る。 江戸時代に始まり、戦時経済下の1939年に廃止されるまで商品取引の主役だったコメの再上場は、取引所関係者にとって長年の悲願だった。東西の商品取引所は2005年にもコメ先物の試験上場を申請。このときは認可寸前までいったものの、「農協の反対によって土壇場でひっくり

    72年ぶりのコメ先物市場再開阻止できなかった農協の焦り
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    zyugem 2011/07/19
  • ボロ物件にはクレームがいっぱい!低家賃なりの対処法を身につけよう

    札幌の大学業後、会社員となる。北海道で3年間勤務後、首都圏へ転勤。首都圏時代には起業家セミナーを担当し、当時、最盛期のライブドア社長・堀江貴文氏の起業家セミナーを開催する。再び北海道への転勤となり、会社勤務の傍ら、実家の農業に従事し、長ネギを中心とした野菜栽培で3年目には年間1000万円の利益を達成する。 その後、会社から転勤辞令が出され、やむなく農業から離れる。空いた時間を利用して不動産投資を始め、約2年半で月100万円超の手取り収入を得るようになり、現在は不動産投資で月200万円超の収入を得ている。2014年に勤めていた会社を退職し、現在は不動産投資をしながら、儲かりそうなビジネスがないか探求している。 著書に『週2日だけ働いて農業で1000万円稼ぐ法』『ど素人が不動産投資を読んで月100万円稼げた!』(ダイヤモンド社)がある。 ど素人が不動産投資を読んで月100万円稼げた!

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    zyugem 2011/06/17
    落語に出てくる長屋のドケチ大家みたいな。この場合店子にとっては家賃交渉の方が楽だったりするかもな。
  • JALの整理解雇不当裁判は日本型雇用に一石を投じるか

    昨年12月半ば、JALの経営会議で整理解雇を通告した165人の名簿が配布された。そこには今回の解雇で支給される退職金の総額も記載されていた。 客室乗務員でも1000万円は下らず、機長のなかには5000万円を上回る者もいた。産業界の常識を超える破格の厚遇に、再建に乗り込んだ企業再生支援機構のメンバーは、「過去の再建案件とは1ケタ違う」と、深いため息を漏らした。 繰り返し募集が行われた早期退職優遇制度においては、月給6ヵ月分の割り増し退職金の支給と最大40日間分の有給休暇の買い取りが約束された。今回の整理解雇においても、ほぼ同等の割り増し退職金──最後の早期退職募集による退職者の退職日は11月末であったため、12月末で解雇された者には月給5ヵ月分と解雇手当──が提示されている。 通常の整理解雇では、退職金が割り増しされる例はほとんどない。なにしろ整理解雇は、割り増し分など支払う余裕のないほど経

    JALの整理解雇不当裁判は日本型雇用に一石を投じるか
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    zyugem 2011/02/21
  • 過剰反応で描きあげた「中国が日本を買いまくる」虚像に怯える日本社会のおかしさ

    1953年、上海市生まれ。85年に来日。『蛇頭』、『「中国全省を読む」事典』、翻訳書『ノーと言える中国』がベストセラーに。そのほかにも『日中はなぜわかり合えないのか』、『これは私が愛した日なのか』、『新華僑』、『鯛と羊』など著書多数。 莫邦富の中国ビジネスおどろき新発見 地方都市の勃興、ものづくりの精度向上、環境や社会貢献への関心の高まり…中国は今大きく変わりつつある。先入観を引きずったままだと、日企業はどんどん中国市場から脱落しかねない。色眼鏡を外し、中国ビジネスの変化に改めて目を凝らす必要がある。道案内人は日中を行き来する中国人作家・ジャーナリストの莫邦富氏。日ではあまり報道されない「今は小さくとも大きな潮流となりうる」新発見をお届けしよう。 バックナンバー一覧 ここ1、2年間、日のメディアが私のところに取材に来るとよく出る質問がいくつかある。「中国経済がいつ崩壊するのか」のほ

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    zyugem 2011/02/17
  • 就活用のTwitterアカウントを作成実名と顔写真で企業に見つけてもらうのが第一歩

    1974年、奈良県生まれ。1999年、早稲田大学大学院を修了後、大和証券株式会社に入社。2000年、渋谷「ビットバレー」の盛り上がりに刺激を受け、株式会社ライブレボリューションを設立。モバイル広告代理店事業を中心に、急成長を続けている。同社が発行する経営者向けメールマガジン「プレジデントビジョン」は読者数12万人を誇る。著書に『Twitter就活』(ダイヤモンド社)、『宇宙一愛される経営』(総合法令出版)、『仕事頭がよくなるアウトプット勉強法』(サンマーク出版)などがある。 ツイッターアカウント:http://twitter.com/masunaga_lr ブログ:http://www.president-blog.com/ ウェブサイト:http://www.live-revolution.co.jp/ 「内定なう」への道 就活にTwitterを利用する学生が増えている。企業情報の収集に

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    zyugem 2011/01/17
    そしてプロフィールに「就活用アカウントです」って書くんですね。
  • 与謝野氏が破格の処遇で入閣へ菅改造内閣が国民負担増へ突進する可能性

    1940年長野県生まれ。東京大学文学部、北海道大学法学部卒業。 83年、衆議院議員初当選。93年6月、新党さきがけ結成、代表代行。 細川政権発足時、首相特別補佐。第一次橋内閣、経済企画庁長官。 現在、福山大学客員教授、「民権塾」塾長。 田中秀征 政権ウォッチ かつて首相特別補佐として細川政権を支えた田中秀征が、期待と不安に溢れた現政権の動向を鋭く斬り込む週刊コラム。刻一刻と動く政局をウォッチしていく。 バックナンバー一覧 14日、菅再改造内閣が発足した。サプライズはないと思われていたが、与謝野馨氏の破格な処遇はやはりサプライズと言えるだろう。 前回述べたように、与謝野氏は起用されても、厚労相か首相補佐官と報じられていたが、開けてみると、内政の“全権委任”とも言える立場を与えられた。これでは「与謝野内閣」と言ってもよい。 経済・財政担当相に加えて、税と社会保障も担当するという。経済の司令塔

  • 原宿・竹下通りに誕生した「女子の秘密基地」失敗できないデートや合コンの前に、ここで変身!

    消費インサイド 今の世の中、いったいどんな商品やサービスが流行っているのか? それを日々ウォッチすることは、ビジネスでヒントを得るためにも重要なこと。世間でにわかに盛り上がっているトレンド、これから盛り上がりそうなトレンドを、様々な分野から選りすぐってご紹介します。 バックナンバー一覧 「URATAKE Girl's Style」は、ピンクと紫の大胆な外観デザイン(写真上)が目印。2階のパウダーステーション(下)はカーテンの間仕切りもあり、ゆったりとヘアやメイクを直せるスペースだ。営業時間は10時~21時(サマータイム)、定休なし。 女性なら誰しも、街を歩いていて「メイクを直したい」「髪を直したい」「着がえたい」「歯を磨きたい……」と感じるシーンがあるものだ。それがデートや合コン、さらには大切な商談の前などであれば、なおさらだ。 筆者の経験上、デパートのパウダールームなどは、そういった女性

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    zyugem 2011/01/07
    どこかで見たお店だと思ったら,「むさ苦しい地上げ屋のオジサンたちが作った」って聞いた件だ。なかなか興味深い。
  • 日本の首相に風格や重量感はもう期待できないのか

    1940年長野県生まれ。東京大学文学部、北海道大学法学部卒業。 83年、衆議院議員初当選。93年6月、新党さきがけ結成、代表代行。 細川政権発足時、首相特別補佐。第一次橋内閣、経済企画庁長官。 現在、福山大学客員教授、「民権塾」塾長。 田中秀征 政権ウォッチ かつて首相特別補佐として細川政権を支えた田中秀征が、期待と不安に溢れた現政権の動向を鋭く斬り込む週刊コラム。刻一刻と動く政局をウォッチしていく。 バックナンバー一覧 領土問題、TPP問題が足かせに? APECにおける菅首相の“誤算” 横浜で開催されたAPECは、経済統合への道筋をより明確にするなど一定の成果をあげて閉幕した。 ただ、会議の成果や評価が、そのまま開催国、議長国である日政府の成果や評価になっているわけではない。 APEC開催のために働いた多くの人の努力は高く評価されるが、それが菅直人政権の評価には結びついていかない。

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    zyugem 2010/11/18
  • TPP参加のキャスティングボートを握る日本の農業はGDPの0.9%、就業者数の3.8%の極小産業

    News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 「北京のスーパーでは、日の農産物がすごく人気がありますよ」 ある中国人ジャーナリストが、その様子をこう語ってくれた。「日のリンゴを初めて見ると、これは腐っているんじゃなかいかと思う。芯のところに蜜があるでしょ。でも、べてみてその甘さにびっくり。お米も人気がある」。北京の富裕層にとっては、安心・安全、おしいしい日ブランドを買うのに、価格の高さは気にならないらしい。 11月7日から、横浜で開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)を前に、菅政権が9日にもTPP(環太平洋パートナシップ協定)交渉への参加を、閣議決定すると伝えられている。TPP加盟への最大の障害は、農業である。菅総

    TPP参加のキャスティングボートを握る日本の農業はGDPの0.9%、就業者数の3.8%の極小産業
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    zyugem 2010/11/08
  • ノーベル平和賞騒動で見えた中国のアキレス腱文化的手法で政治介入を狙う先進国の“懐事情”

    1953年神奈川県生まれ。一橋大学商学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学経営学部大学院卒業後、メリル・リンチ社ニューヨーク社出向。みずほ総研主席研究員、信州大学経済学部教授、法政大学大学院教授などを経て、2022年4月から現職。著書は「下流にならない生き方」「行動ファイナンスの実践」「はじめての金融工学」など多数。 今週のキーワード 真壁昭夫 経済・ビジネス・社会現象……。いま世の中で話題となっているトピックス、注目すべきイノベーションなどに対して、「キーワード」という視点で解説していきます。 バックナンバー一覧 劉暁波氏へのノーベル平和賞授与が 投げかけた予想以上に大きな波紋 今年のノーベル平和賞が、中国の人権活動家である劉暁波氏に贈られたことが、世界に大きな波紋を投げかけている。 劉暁波氏は、天安門事件などを批判する著作が罪に問われ、現在中国政府に収監されている

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    zyugem 2010/10/19
  • 伸び悩むコンビニでのクレジット決済消費者の66.5%が利用をためらう理由とは

    コンビニで、SuicaやEdyなどの電子マネーを使用したことのある人は多いだろう。レジが混んでいる際にも財布から小銭を出す必要がなく、非常に便利だ。 このように電子マネーが広がりつつある一方で、なかなか利用数が上がらないのがコンビニでのクレジット決済。そうしたなか、クレジットカード「ファミマTカード」を発行するファミマクレジット(東京都豊島区)は、コンビニ店頭でのクレジット決済が伸び悩んでいる現状を改善するためとして、利用者の動向・考えを調査したアンケートを発表した(全国の20~30代の男女800人が対象)。 コンビニでクレジットカードを利用する際は、基的にサインが不要であるため(高額の場合を除く)、支払いにそれほど手間はかからないはず。それにもかかわらず、なぜ利用数は増加しないのであろうか。 電子マネーは「少額の買い物」 クレジットカードは「高額の買い物」 まず、同調査でコンビニでのク

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    zyugem 2010/08/17
    サインレスなら100円でもカード使うことあるけど,特に気にしたこと無かったなぁ。
  • 政権〈史・私・四〉観 緊急討論 田中秀征×藤原帰一×片山善博×グレン・S・フクシマ 民主大敗で始まる日本政治の破滅的危機 どうなる国会運営、財政再建、政治主導 「未知なる与党」へ

    『週刊ダイヤモンド』特別レポート ダイヤモンド編集部による取材レポートと編集部厳選の特別寄稿を掲載。『週刊ダイヤモンド』と連動した様々なテーマで、経済・世相の「いま」を掘り下げていきます。 バックナンバー一覧 参議院選挙は民主党の大敗に終わった。歴史的な政権交代からわずか10ヵ月で、有権者が新米与党に厳しい審判を下したのはなぜか。 国会は再び衆参でねじれた。民主党は、参議院で否決された法案を衆議院で再可決できる3分の2以上の多数を持たない。重要法案はことごとく暗礁に乗り上げ、国会運営は混迷を極めるだろう。当然、それは内閣の求心力を剥奪する。日政治の機能不全を、どう克服すればいいのか。 消費税に対するトラウマは一段と強くなり、年に1兆円以上増え続ける社会保障費の安定的財源すらメドがつかない。財政再建の道も遠くかすんでしまった。世界は、市場は、日にどのような視線を送っているのか。 ──今

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    zyugem 2010/07/27
  • 「脅迫まがいの訪問者」に人事部は騒然!社外の過激労組に駆け込んで自滅した女性社員

    1967年、岐阜県大垣市生まれ。2006 年からフリー。主に人事・労務分野で取材・執筆・編集を続ける。著書に『あの日、負け組社員になった・・・』『震災死 生き証人たちの真実の告白』(共にダイヤモンド社)や、『封印された震災死』(世界文化社)など。ウェブサイトでは、ダイヤモンド社や日経BP社、プレジデント社、小学館などで執筆。 はい上がれる人、はい上がれない人――「負け組社員」リベンジの十字路 格差の固定化と大不況のダブルパンチに見舞われた日の企業社会では、「負け組社員」が続出している。労働問題に精通した著者が、徹底取材で得た生のエピソードを基に、世のビジネスマンが負け組からはい上がるためのノウハウを詳しく教える。 バックナンバー一覧 名前を名乗らず、人相も悪い人がいきなり会社にやって来たら、どうするか。 誰もがうろたえるだろう。 連載24回目は、社内で起きた労働問題を解決するために、社外

  • 起こるべくして起きた“ゆうパック”遅配騒動を 他人事のように分析する日本郵便経営陣の「見識」|『週刊ダイヤモンド』特別レポート|ダイヤモンド・オンライン

    『週刊ダイヤモンド』特別レポート ダイヤモンド編集部による取材レポートと編集部厳選の特別寄稿を掲載。『週刊ダイヤモンド』と連動した様々なテーマで、経済・世相の「いま」を掘り下げていきます。 バックナンバー一覧 「これだけの騒ぎを起こしておきながら、社経営陣も支店幹部も、すべて現場のせいにして、知らんぷり。原因を究明し、解決しない限り、遅配はまた起きる」 日郵便の現場職員は、ゆうパックの遅配騒ぎの責任を現場に押しつけて知らんぷりを決め込む幹部の態度に怒り心頭だ。 34万件もの遅配騒ぎを起こしたゆうパック。過去に培った郵便事業への信頼は地に墜ちた。 日郵政の郵便事業会社である日郵便にとって、ゆうパックと日通のペリカン便の統合は郵政民営化の目玉事業であり、赤字事業立て直しの試金石でもあったが、一敗地にまみれてしまった。 日郵便が遅配謝罪会見を開いた7月4日、日郵便の全支店に届いたのは

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    zyugem 2010/07/13
  • 投票日を迎えずともわかる「勝つ選挙」「負ける選挙」の大きな違い

    1940年長野県生まれ。東京大学文学部、北海道大学法学部卒業。 83年、衆議院議員初当選。93年6月、新党さきがけ結成、代表代行。 細川政権発足時、首相特別補佐。第一次橋内閣、経済企画庁長官。 現在、福山大学客員教授、「民権塾」塾長。 田中秀征 政権ウォッチ かつて首相特別補佐として細川政権を支えた田中秀征が、期待と不安に溢れた現政権の動向を鋭く斬り込む週刊コラム。刻一刻と動く政局をウォッチしていく。 バックナンバー一覧 参議院選の投票日には、多くの候補者が当選の喜びにひたり、逆に多くの候補が負けて涙をのむことになる。 私も何度も総選挙を戦い、何度も苦杯をなめた。 ふしぎなことだが、終盤になると候補者には勝敗がほぼ正確に判る。さまざまな要素がインプットされて、総合的に判るのである。肌で判ると言ってもよいだろう。 当落を予感させる「8つの兆候」 同じ手を振るにも、飛び出して手を振るのと歩い

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    zyugem 2010/07/09
    政治家らしい田中秀征の文章は久しぶりに読んだ気がする。
  • 統合・再出発の初日から大混乱ゆうパック・ペリカン便の前途

    ダイヤモンドSCOOP 企業・産業系のスクープでは定評ある週刊ダイヤモンド、ダイヤモンド・オンラインがお届けするスクープです。記事の鮮度重視!旬のテーマ、人を取り上げていきます。 バックナンバー一覧 「初日は盆暮をあわせたような忙しさだと思ったら、翌日は、配るものが無くてヒマなんだから開いた口がふさがらないよ」 新生ゆうパックの現場応援に駆り出された埼玉県の郵政職員は憤懣やるかたない様子だ。 7月1日に、日郵政グループの郵便事業会社「日郵便」が、日通運の宅配便事業「ペリカン便」を吸収して新たな出発を切った新生「ゆうパック」。 新ゆうパックの取扱窓口は、ペリカン便の約6万カ所が加わって、約13万5000カ所と倍増し、配達時間帯も以前の5区分から6区分へと細分化した。きめ細かいサービスの提供を売り物に、業界二強のヤマトと佐川を追い上げようというわけである。 だが、驚いたことに、新ゆうパッ

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    zyugem 2010/07/02