全国を応援に回っていた2人の「外相」が、選挙戦終盤に相次いで地元の北海道に入った。 自民党の町村信孝外相と、民主党の鳩山由紀夫「次の内閣」外相。 7日夕、台風14号の風雨に襲われた恵庭市。選挙カーの上に立った町村氏は「郵政民営化は改革の突破口。さらに行政改革、年金改革、医療改革も……」と訴えた。パンフレットでうたう「凜(りん)として志の高い外交」の中身には触れなかった。 8日夕、伊達市での個人演説会でマイクを握った鳩山氏。「小泉さんは総理になって4年間、何一つ改革をしてこなかった」と小泉首相への批判を前面に打ち出した。3日前、横浜市での遊説で「アジアの国々と仲良くできないで、日本は尊敬される国になれるのか」と述べた外交論には、ここでは触れなかった。 小泉首相の「郵政民営化」一点張りの選挙戦術にあおられ、他の争点はくすぶりがちだが、とりわけ犠牲になったのが外交だ。政権を争う自民、民主両党トッ
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