仮想現実の世界を体験できる「バーチャルリアリティー(VR)」が革命的な進化を遂げている。その原動力の一つが「性」に特化したアイテムたちだ。「アダルト分野は技術の普及、発達に大きく貢献してきた」(専門家)という歴史は繰り返すのか。アダルトVR最前線のスゴすぎる中身をお届けする。(夕刊フジ) 昨年は「VR元年」と呼ばれ、ソニー・インタラクティブエンタテインメントのゴーグル型端末「プレイステーションVR」も大ヒットした。調査会社トレンドフォースは2020年のVR市場を700億ドル(約7兆8000億円)と予測している。 未来の巨大市場の一翼を担うとみられているのが、性に特化したVRだ。「アダルトビデオ(AV)もそうだが、エロは1人で楽しむ傾向が強い。仮想世界に没入できるVRはエロと親和性が強いといえる」とITジャーナリストの井上トシユキ氏は分析する。 東京都内の会社員、水俣(みずまた)和也氏(33