4月24日投開票の青森県六ヶ所村議選で、同村の「原燃エンジニアリング」の幹部ら4人が、従業員十数人に虚偽の住民登録をさせたとされる選挙違反事件で、同県警野辺地署は26日夜、同社の取締役で、同村議に当選した同村鷹架の高田秀明容疑者(54)を公職選挙法違反(詐偽投票・詐偽登録)などの疑いで逮捕した。 同署の発表によると、高田容疑者は1月初旬から中旬にかけ、すでに同法違反容疑などで逮捕された4容疑者と共謀し、村外に住んでいた従業員十数人に村内へ虚偽の転入届を出させ、うち数人に選挙で投票させるなどした疑い。 同署は、高田容疑者と4容疑者の指示系統などを追及する。