「クスリを一度に40錠飲んだ。ふわふわして不安が消えた」オーバードーズの恐怖 若者がハマる背景に、孤独感や対人関係
原発事故などで放出される放射性ストロンチウムについて、測定にかかる時間をこれまでの1か月ほどから4時間程度に大幅に短縮する新たな方法が開発され、福島第一原発事故に伴う食品や土壌の調査で測定の回数を増やせると期待されています。 新たな測定方法を開発したのは、茨城県つくば市の独立行政法人、産業技術総合研究所の、小池正記グループ長らの研究グループです。 原発事故や核実験で放出され、がんを引き起こすおそれがある放射性ストロンチウムは、ベータ線という放射線を出すだけで、ほかの放射性物質と見分けがつきにくいため、量を測定するにはこれまで1か月ほどかかっていました。 研究グループは、特殊なフィルターなどを使って不純物を分離し、ジピコリン酸という化学物質と混ぜて質量を分析する新たな測定方法を開発しました。 測定にかかる時間は、4時間程度に短縮されるということです。 放射性ストロンチウムを測定する回数は、福
「技術者として考えれば、原発の安全性に絶対はない」 元原子力プラント設計技術者、後藤政志さん<「どうする?原発」インタビュー第4回> 人には扱えるものと、扱えないものがある。技術者はそれを判断し、線引きしなければならない――。原子力発電所の心臓部分である原子炉圧力容器を覆う「原子炉格納容器」の設計に携わってきた経験から、後藤政志さんはこう断言する。「技術者として考えれば、安全装置は確実に作動するものでなければならない。でも、原発の安全装置が絶対作動するかは保証できないんです」 ■「安全」より「世論」を気にする日本の原発 1989年から東芝に勤め、新潟県柏崎刈羽原発や静岡県浜岡原発、宮城県女川原発の設計を担当した。その時のことを反省する。 「原発は安全だと言われていました。でも、本当に安全なものをわざわざ『安全です』とは言わない。危険性があるからこそ、安全だと強調します。外で安全と言い続けれ
福島第一原発の事故現場に投入される国産ロボットQuince。右は千葉工大未来ロボット技術研究センターの小柳栄次副所長=千葉工大国産ロボットの作業計画 東京電力福島第一原発の事故現場に、ようやく国産ロボットが投入される。日本のロボットは「実戦経験がない」と信用されず、まず現場に入ったのは米国製だった。「ロボット王国・日本」の威信回復なるか。 投入されるのは、千葉工業大未来ロボット技術研究センターの小柳栄次副所長や東北大の田所諭教授らが開発した災害救助用ロボット「Quince(クインス)」。長さ66センチ、幅48センチの車体に戦車のようなクローラー(無限軌道)が大小五つ。カメラやセンサー、ドアノブを回すアームも備えている。 2009年のロボカップレスキュー世界大会では運動性能部門とアームの性能部門で優勝した。米国の模擬災害現場で実験した際、がれきの走行や階段や坂を上る性能などで米国製を圧
8 月に高速増殖原型炉「もんじゅ」で炉内中継装置の落下事故が発生し、落下の衝撃で装置が変形したことにより原子炉容器の穴に引っかかり抜けなくなっていた事が先月判明したが (毎日 jp の記事) 、先日公開された敦賀本部プレス (PDF) によれば、炉内中継装置が使用できる状態にないこと、通常の方法で引き抜くことができないことが正式に発表された。 先月のニュースが出た時点でいくつかのサイトやブログでは運転停止の長期化や再稼働は不可能ではないかとの指摘がなされていた (ガジェット通信の記事) 。再開のめどや地元への説明がどうこうというレベルではなく、再稼働も閉炉も復旧も不可能という極めて困難な状況に陥り、今後の動向が注目される。
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