小説「海辺の光景」や「悪い仲間」で、戦後の文壇に新風を吹き込んだ作家の安岡章太郎さんが、今月26日、老衰のため、東京都内の自宅で亡くなりました。 92歳でした。 安岡章太郎さんは大正9年に高知市で生まれ、終戦後の昭和28年、戦中・戦後の青年の日常を描いた短編小説、「悪い仲間」と「陰気な愉しみ」で芥川賞を受賞し、文壇にデビューしました。 遠藤周作さんや吉行淳之介さんらと共に、「第三の新人」と呼ばれ、「海辺の光景」や「幕が下りてから」などの純文学の作品を次々と発表しました。 日常生活を題材にした作品が多く病気や家庭の崩壊に直面した人の苦しみを描いた小説や、社会的な弱者の視点に立ったエッセイは、読者に勇気と慰めを与えてきました。 また、「アメリカ感情旅行」や「志賀直哉私論」といった紀行文や評論でも人気を集め、平成7年には中里介山の未刊の小説、「大菩薩峠」をテーマにした評論「果てもなき道中」を発表
安岡章太郎さん 作家の安岡章太郎さんが1月26日、老衰のため亡くなった。92歳。
マカオで開催された見本市「G2E Asia」に出品されたゲーミング機器(2012年5月22日撮影)。(c)AFP/Dale de la Rey 【1月29日 AFP】韓国からネパール、ベトナムまで、カジノ産業がアジア各地で急成長している。これらのカジノは賭け事を楽しみたい人が誰でも遊ぶことができる場所だ――自国民以外なら。 アジアの国々にとって、カジノギャンブルには経済的恩恵と社会的損害のジレンマがある。そのため、一部の国は外国人限定のカジノをオープンさせるという解決策をとった。 急速な発展により、人びとがぜいたくなレジャー活動を楽しむようになったアジアにおいて、カジノ開設の利点は明白だ。 カジノは安定した外貨獲得源になり、中国本土の浪費家らの観光を促し、地元経済を成長させる。 今や世界最大のギャンブルの中心地であるマカオの2012年のカジノ収入は、前年と比べて13.5%増え、過去最高の3
【内藤尚志】大手企業で社員から「追い出し部屋」などと呼ばれる部署の設置が相次いでいる問題で、厚生労働省が企業への実態調査を始めた。まずはパナソニックなど5社への聞き取り調査を先行して行った。まともな仕事を与えられていない「社内失業者」を集め、「退職の強要」などの違法行為があれば、改善を促す方針だ。 厚労省はこれまで、電機大手のパナソニックのほか、業績悪化などで人減らしを進めているシャープやソニー、NEC、生命保険大手の朝日生命保険の計5社を調べた。いずれも各社に「追い出し部屋」と呼ばれる部署があることなどを朝日新聞が昨年末に報じていた。 5社への「先行調査」の結果の一部は、29日にも社名を出さずに公表する。大企業にこうした部署の設置が広がっていることを明らかにし、ほかの社に注意を促すねらいがある。今後さらに調査を広げて、民法の「不法行為」にあたる退職の強要などがないか、厳しく監視する。
同人誌や古本、コスプレ、ドール、ブリキなどのサブカル品を販売、買取する東証マザーズ上場の「まんだらけ」が12年11月16日、従業員の違法就労疑惑により法廷で裁かれた。 訴状や陳述書、判決文によると、原告で元社員の万田麗香氏(仮名、現30代前半)は、07年夏にまんだらけに入社し、都内の中野店で、店舗スタッフとして配属された。以後、渋谷店、池袋店への勤務を経て、08年4月の、おたくの一大デパート秋葉原コンプレックス館のオープンに合わせ、同館の店舗スタッフとなった。 店舗スタッフの仕事内容は、大きく分けて、開店前の準備、開店中のレジ打ち、閉店後の片づけとなる。今回問題となったのは「時間外労働」だった。 まんだらけの就業時間は「12時から21時(うち休憩時間60分)」と定められている。しかし、開店前の準備作業のため、11時20分に出勤するように言われた。 部屋の掃除や備品補充、ゴミ捨て、作業台の整
ツイッターで学校批判した桜宮高生が無期停学? 「この生徒を助けよう」「言論の自由はないのか」とコメント殺到 「もう制服着てるの嫌でしゃあない」「なんで教師をかばうねん」――。大阪市立桜宮高の体罰による自殺問題に絡んで、ツイッターでこんな発言をしていた同校在学中の男子生徒が、学校側に問題視されて「無期停学」を言い渡されたという。 大阪市教委は停学処分の有無について「ノーコメント」とするものの、男子生徒の落胆のつぶやきを機にネットにはコメントが殺到し、「処分を受けた生徒を守れ」「桜宮に言論の自由はないのか」と大問題になっている。 「これで停学?さすがにおかしない?」 J-CASTニュースが確認した限りでは、停学処分を受けたとされる桜宮高在学中の男子生徒は2013年1月9日から、体罰自殺に関するツイートを始めている。 「もう制服着てるの嫌でしゃあない」 「(マスコミの)インタビュー答えまくった」
原子力規制委員会は29日、原発の地震・津波対策の新安全基準骨子をまとめる有識者会合を開いた。考慮すべき活断層の定義を従来の「13万~12万年前以降」から「約40万年前以降」に拡大。定義の拡大に伴い北海道電力泊(とまり)原発や東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)敷地内にある断層が活断層と判定される可能性が浮上する。骨子は午後にも合意する。 骨子案では、活断層の定義を変更するほか、原子炉の重要施設は、地震にともなって地殻変動が発生した場合も、安全機能に影響が及ばないよう求めた。原発ごとに想定される最大規模の津波を「基準津波」と設定し、防潮堤の設置や重要設備が浸水しない措置を求める。 泊原発敷地内には11本の断層があり、北電はそのうち3本が「少なくとも20万年前以降は活動していない」と主張。柏崎刈羽原発については、東電は原子炉建屋真下にある地層のずれが約24万年前以降に動いたことを否定していなかった。
次世代のエネルギーと言われる核融合を研究している、茨城県那珂市の研究施設で、日本とEUが共同開発している、最先端の実験装置の組み立てが、28日から始まり、6年後の実験開始を目指すことになりました。 組み立てが始まったのは、茨城県那珂市の日本原子力研究開発機構那珂核融合研究所で、日本とEUが共同で開発を進めている最先端の実験装置「JT-60SA」です。 28日は、実験装置の土台となる重さおよそ50トンに及ぶスペイン製の機器を、クレーンで移動させる作業が、報道関係者に公開されました。 核融合は、原子核どうしを高温で衝突させて融合させる反応のことで、反応が起きる際にばく大なエネルギーが発生することから、次世代のエネルギー資源として期待され、国内外で研究が行われています。 核融合からエネルギーを取り出すには、重水素などの燃料を1億度以上に熱して、原子が原子核と電子に分かれるプラズマと呼ばれる状態に
--岩崎さんは自身の有料メールマガジン「ハックルベリーに会いに行く」で「体罰は悪くない」とつづっている 「自分が子供の頃は親や教師、先輩からも殴られた。小学校担任からはルールを破ったときにたたかれ、深く反省した。逆に高校時代、みせしめ的にたたかれたときは反発した。体罰には良い体罰と悪い体罰がある。だから体罰を全否定すると、もっとひどいひずみを生む。殴られたことがなければ、その痛さや不条理さ、殴られない、ありがたみも分からない」 --桜宮高校バスケット部の体罰事件をどう思う 「報道によると、顧問は(自殺した)生徒に『殴ってもいいか』と確かめながらやっていた。自信の無さの表れだ。顧問自身、強くなければいけないという強迫観念にかられ、主将という中間管理職的の生徒をみせしめにすることで、チームをまとめ、強くしようとしたのだと思う」 --なぜ、みせしめが必要なのか 「簡単だから。主将を叱ることで部員
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