今週の大河ドラマ『軍師官兵衛』は第44話 落ちゆく巨星。 1598年、伏見城でのこと。 ついに太閤・豊臣秀吉が亡くなります。 位人臣を極めた英雄がひっそりと没しています。 ひっそりというのは・・・ 信長・秀吉。家康といわれる 戦国の三英傑で公に葬儀が行われていないのは秀吉だけだから。 本能寺の変で討たれた信長の葬儀は大徳寺で秀吉が行いました。 信長の4男で秀吉の養子になっていた秀勝が喪主を務めています。 太閤の死後、関ヶ原合戦に続いて大阪の陣で豊臣家を滅ぼした家康。 大往生して江戸・増上寺で葬儀が行われています。75歳だったといわれています。 どうして秀吉だけが葬儀もなかったのでしょうか。 考えられる理由は外国との戦の最中だったからです。 大将の死亡が見方だけでなく相手にも漏れると大混乱になることを避けたかった。 自らの発案で始めた朝鮮出兵(文禄の役・慶長の役)のせいです。 秀吉が亡くなっ