IDC Japanは2010年5月26日、国内で仮想化環境構築用に出荷されるサーバーの台数が2009年から2014年までの5年間に年平均15.9%で成長し、2014年には14万1878台になるとの予測を発表した。2009年下半期の出荷実績と市場動向に基づいて予測したもので、期間を通じて高成長が見込まれるという。 2009年の出荷台数は前年比9.2%増の6万7813台で成長を維持。国内サーバー市場全体が、景気後退の影響を受けて同14.4%減と不振だったなかで盛況だった。同社によると、導入の裾野が大企業から中堅企業、首都圏から地方へと拡大しており、コスト削減やレガシーシステム延命のニーズがけん引したという。 今後の見通しでは、特に2010年から2013年の4年間は2ケタ成長を維持。また、サーバー出荷台数全体に占める仮想化サーバーの割合を示す「仮想化サーバー比率」は、2009年の13.1%から、
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