お待たせしました、「重度障害児に対する『成長停止』をめぐるワシントン大学シンポジウム報告」の後編です。以下を読む前に、必ず前編を先にお読みください。また、別ブログ *minx* [macska dot org in exile] の方にもいくつか関連したコメントを載せています。さらに、この問題について詳しく取り上げている別の日本語リソースとして名川勝さんのサイト及びブログも参考になります。 さて、昼食のあと最初に行なわれたパネルの主題は、対立するさまざまな利害のバランスをどう取るかについて。先のパネルでわたしが Woodrum の「自分は両親の味方である」という発言について問い詰めたときには「後で当事者間の対立する利害についてのパネルもありますから」と言われたのだけれど、残念ながら3人のパネリストのうち2人ーー看護士であり発達障害時の親としてキング郡(シアトル近郊部)Arc にも関わる J
fuuuuuuunさんのブクマにあったココ、タイトルだけ見て完全に誤解してましたよ、わたしは。 養護教諭の過労自殺裁判 /精神科医天ちゃんの研究室 養護教諭、つまり保健室の先生が過労で亡くなられた話なのかと思った。そうしたらこのお話、養護学校教諭、そして障害児学級担当教諭のお話でした。 新聞報道のリンクが二件。一個目は「養護学校教諭」となっていて、これはこのとおりなわけで。養護教諭は保健室の先生で普通の学校にだっているわけで、養護学校教諭は養護学校に勤務される先生で。勝手に省略しちゃうと意味変わっちゃうよ。 で二個目のリンクの新聞報道。ここでは報道でも「養護教諭」。そしてこの教諭は「養護学級を担当していた」ことになっている。文脈上、普通学校の障害児学級担任ということと解釈するのが妥当なんではないかと思う。 「養護学級」というのは単なる名称。この名称を使ってない自治体も多く、養護学級と聞いて
以前に紹介した『思春期・青年期のひきこもりに関する精神医学的研究』(主任研究者:井上洋一)の初年度の研究がPDFで公開されているようだ。 研究課題:思春期・青年期のひきこもりに関する精神医学的研究 研究年度:平成17(2005)年度 報告書区分:総括 主任研究者(所属機関):井上 洋一(国立大学法人大阪大学保健センター) 分担研究者(所属機関):北村陽英(国立大学法人奈良教育大学学校保健研究室)、齊藤万比古(国立精神・神経センター精神保健研究所)、本城秀次(国立大学法人名古屋大学発達心理精神科学教育研究センター)、青木省三(川崎医科大学精神科学教室)、田中康雄(国立大学法人北海道大学大学院教育学研究科)、水田一郎(神戸女学院大学人間科学部)、生地 新(日本女子大学人間社会学部心理学科)、近藤直司(山梨県立精神保健福祉センター) 研究区分 厚生科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 こころ
その子の最悪の状況は変わらないまま続いており、家族も含めた生活全体に甚大な影響を及ぼしている。 すべて自分が悪いのだが、ひたすら謝り、今後について話す中で、これまでの努力も成功してきた部分も一気に全否定される。さすがに悲しいし、苦しい。 日々現場で仕事をする中で本人の様子を注意深く見ながら考えてきたことがたくさんあるのだが、月に1度しか接しない医者に言われたことが家族にとってはすべての基礎となる。その次に優先されるのは養護(特別支援)学校の方法論であるが、基本的には養護学校の担任も療育担当も医者の判断に従っている。サービスの利用中の様子を保護者が目にしたことはない。機嫌よく過ごせていると日々接している支援者がみんな確信できていたのに、いやそれは実は不快なことだらけだったに違いない、と今の状態からみんなにさかのぼって推測されてしまう。もちろん、こちらの目に見えにくい部分で、本人に負荷がかかっ
勤務医 開業つれづれ日記 個人医院開業を目指している医師です。僻地医療で悪化するQOMLの中、中間管理職の僻地勤務をつれづれに書いております。いつも周りにいる皆さんに感謝、感謝で頑張っています。 t_f(通りすがり)さん のコメントは 痛ましいことではありますが、 医師の通常業務の 恐ろしさを示しており、 とても示唆に富んでおります。 われわれは どのようにして 身を守るべきなのでしょうか? ------------------------------------- http://ameblo.jp/med/entry-10034432052.html#c10051150784 ■ヒント 何年か前、県立病院に勤めていたときに、院長が救急は一切断るなという方針で、 何かあれば俺がすべての責任を取るとのことで、少人数で、時間外や救急患者を診ていました。 80半ばの女性が、重症で、近医より、運ば
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