線維筋痛症は症候群にしたほうがよいという意見がある。つまり「線維筋痛症候群FMS」だ。 広範囲の筋痛、睡眠障害、慢性疲労、抑うつ、不安、焦燥、乾燥症状、頻尿、過敏性腸炎、顎関節症、月経困難症などの症状を有する症候群。 ステージⅠ~Ⅴまでの分類試案が示されているが、次第に悪化するというものではないようだ。 診断基準を満たしている人はかなり多いように思う。 私の妻もよく肩こりを訴えているが診断基準を満たしているのではないだろうか。ただし、上に挙げた症状はそれほど多くはないのでFMSというにはちょと躊躇する。 診断基準の18ヶ所の圧痛点のうち11ヶ所があればいいわけだが、かなりの人がこれをクリアすることだろう。実際に症状を自覚していなくてもよいわけだ。そのときは休火山のようなものなんだろうか。 診断基準を満たし、上記の症状群のいくつかが該当すればFMSとしてよいのだろう。ステージⅠはかなり多くい
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