横浜市鶴見区の県道で2008年3月、同区の中学2年伊藤拓也君(当時14)がトラックにはねられて死亡した事故で、拓也君の遺族が3日、運転中にてんかんの発作で意識を失い、事故を起こした運転手の男性(46)=自動車運転過失致死傷罪で服役中=と勤務先の建設会社を相手に、慰謝料など総額約1億円の損害賠償を求める訴えを横浜地裁に起こした。 訴状によると、08年3月9日、男性が時速40キロで走行中に突然てんかんの発作を起こし、歩道で信号待ちをしていた拓也君をはねて死亡させたとされる。男性は昨年3月、横浜地裁で禁固2年8カ月の実刑判決を受けて服役しているという。 遺族は、男性が医師の処方通りに抗けいれん薬を飲んでいなかったと主張。男性が事故前にもてんかんの発作で物損事故を起こしていたのに、勤務先は業務で車を運転させたとして、同社も監督責任を怠ったとしている。 ◇ 提訴後に会見した拓也君の父の伊藤真
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