相模原市教育委員会は7日、生徒を階段から突き落としてけがを負わせるなどの体罰をしたとして、市立中学校の男性教諭(26)を減給3か月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。 発表によると、男性教諭は4月28日、担任の2年生の教室で、挑発的な言動をした男子生徒の頭を押さえつけて廊下に連れ出し、階段から突き落として右足首の靱帯(じんたい)損傷の軽傷を負わせた。さらに階段踊り場で倒れていた生徒の救護をせず、手の甲で生徒の顔をたたいたという。 また、5月7日には校庭で、顧問をしているソフトボール部のミーティング中、横を向いた別の2年生の男子生徒の腹部を蹴った。生徒にけがはなかった。 男性教諭は「一生懸命に指導しているのになぜ分かってくれないのかという気持ちで、感情をコントロールできなかった。生徒、保護者に申し訳ない」と話しているという。 市教委は、校長が5月3日に提出した1回目の体罰の事故報告書を
児童養護施設から自立し、奨学金を受けて大学や専門学校に進学した若者たちが、将来の夢を語るスピーチコンテストが福岡市で開かれました。 これは、児童養護施設から自立して進学を目指す若者のための奨学金制度をつくったNPO法人が中心となって開いたもので、県内で初めてこの団体から奨学金を受けることになった若者5人が参加しました。 このうち、ことし4月から福岡市の専門学校に進学した21歳の男性は、両親から虐待を受けた自らの経験を語り、「自分と同じような思いをする子どもを少しでも減らしたい。子どもたちちの笑顔を守りたい」と涙ながらに訴えました。 NPO法人が、去年、全国の児童養護施設を対象に行った調査によりますと、施設から自立した若者のうち、大学や専門学校に進学した人は23%と、一般の進学率の3分の1以下にとどまり、このうちのおよそ3割が、経済的な理由などから中退してしているということです。 コンテスト
知的障害者の親などで構成する社会福祉法人「全日本手をつなぐ育成会」(久保厚子理事長)が62年の歴史に幕を閉じた。5月末で職員を全員解雇し、6月18日に東京都へ解散の届け出を提出。今後は任意団体の連合会として久保氏が会長に就き、各地の育成会が機能を分担しながら活動を続けるという。 社会福祉法人格を返上 「会員の皆様に心配をおかけして、申し訳ない」ーー。 全日本手をつなぐ育成会の理事長だった久保厚子氏は6月16日、兵庫県内で開いた権利擁護セミナーで、会員を前にこう切り出した。全日本育成会の社会福祉法人格返上を決議後、公の場で話したのは初めて。 不安な表情を浮かべる会員もいる中、久保氏は「後ろ向きの解散ではなく、先を見越して法人格を返上する」と強調し、今後は身の丈に合った経営をしていくと説明した。 セミナーの主催は「全国手をつなぐ育成会連合会」。各地の支部が会員となり、6月1日から暫定的に活動を
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