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「言うことを聞かないから『しつけ』としてやった」「選手を強くするためにやった」。さまざまな理由で、子どもに対する「体罰」が繰り返されている。こうした体罰を根絶するために、日本弁護士連合会は3月25日、「子どもへの体罰を法律で禁止すべきだ」とする意見書を発表した。 ●日本の社会的風土は体罰を容認している? 意見書は、体罰について「子どもの誇りを粉々に打ち砕く行為だ」と非難。そして、体罰が減らない理由は、子どもの「しつけ」にとって体罰が有効だという考えが根強く残っているからだとしている。 スポーツ指導の現場では、「『選手を強くするために』、『チームを勝たせるために』などと、体罰等を加えたことを正当化することがある」と指摘。また、家庭でも、「躾(しつけ)の一環」と称して体罰が行われているという。 「体罰は有効だ」とする議論については、たとえ体罰に子どもが従ったとしても、それは表面的に体罰を避ける
「日本の相対的貧困率は今やOECD(経済協力開発機構)諸国で最も高い部類に属する」。2006年にOECDが公表した「対日経済審査報告書」は、日本が米国に次ぐ第2位の貧困大国である、という衝撃的な結果を伝えていた。 相対的貧困率とは、税金や社会保障の負担などを差し引いた後に残る可処分所得を分析したもの。国民全体の所得分布から見て、中間に位置する人の半分以下の所得しか得られていない人の割合を示している。 この報告書によれば、日本の相対的貧困率は13・5%。1位・米国の13・7%に肩を並べる水準だ。OECD加盟諸国の平均8・4%はおろか、3位・アイルランドの11・9%をも大幅に上回る。 しかし、「日本は政府も含めて総中流意識が強く、これまで貧困の問題が十分に議論されてこなかった」と、貧困問題に詳しい国立社会保障・人口問題研究所の阿部彩・国際関係部第2室長は指摘する。「日本は貧困に関する統計も十分
虐待を受けているとして全国の警察が昨年1年間に児童相談所(児相)に通告した18歳未満の子どもの数が2万8923人(前年比33・9%増)に上り、過去最多だったことがわかった。警察庁が26日、発表した。類型別では、子どもに暴言を吐くなどする「心理的虐待」が59・3%を占め、増加割合も最大だった。 親や養親を逮捕・書類送検した児童虐待事件は698件(同49・5%増)、被害を受けた子どもは708人(同49・1%増)で、いずれも最多だった。警察庁幹部は「社会の関心が高まり警察への通報や相談が増えたことと、通告の徹底や摘発の強化といった警察の取り組みが影響したのではないか」と話している。 警察庁によると、心理的虐待で児相に通告したのは1万7158人(同39・0%増)。最も多かったのは、親が子どもの前で配偶者やパートナーに暴力を振るう「面前DV」で、68%を占めた。面前DVの統計を取り始めた2012年は
電車での移動中はひとりで静かに作業などしたいのだが、同じ場所へと向かう他事業所の長につかまってしまい、たくさんしゃべり続ける羽目に。帰りも無視するわけにはいかず、地元に帰ってきてもさらに話し続ける。 子どもをたくさん事業所に通わせようとする親に対して最初から厳しい姿勢を見せて、嫌われたりすることに自嘲的でありながらどこか誇らしげでもある支援者がしばしばいる。親であり支援者でもある人には、特に。 過剰と思えるほどたくさんの日数を利用したいと望むとき、その保護者にとっては何らかの必然性とか合理性があるはずだ。自分で「異常」と思っていたら、そんな要求は出てこない。 だから、その親にとって何がスタンダードであるのか、何が必要であるのか、を理解しなければいけないのだけれど、率直に言いたい。一度や二度会って、話を聞いたところで、そんなことはわからない。わからないのに、支給日数や契約日数をはっきりさせた
危険ドラッグなどを含めた「幻覚剤」は精神を冒して、大きな社会問題になっている。そういう見方が常識化しているだろう。だからこそ法的に規制もされている。 ところが、このところ全く異なる見方が浮上してにわかに注目されている。 「精神衛生上の問題を起こさない」とする報告が続いており、有力医学誌のネイチャー誌2015年3月4日号で賛否両論に注目している。 米国の全国調査に基づく分析 一般的には、幻覚剤は精神異常やその他の精神衛生上の問題を起こし、例えば、自殺のリスクを増やすとして恐れられている。今回、こうした見方に反して、米国の全国調査のデータに基づいて、幻覚剤の有害性が意外と低いという論文が発表された。 1件目の論文はノルウェー科学技術大学の研究グループによるもの。研究グループは「薬物使用と健康に関する全国調査(NSDUH)」2008年~2011年の13万5000人以上についてデータを解析し
自閉症とともに生きるラッパー、GOMESS(ゴメス)君と、彼が所属する「LOW HIGH WHO? PRODUCTION」(ローハイフー)を主宰するParanel(ネル)さんは、音楽仲間であり、仕事のパートナーであり、かけがえのない親友でもある。真摯(しんし)に言葉を発信し続ける2人にその出会いの物語を聞いた。 物語のような出会い ネルさんは、ミュージシャン&プロデューサーとしてだけでなく、画家として、映像作家として、アニメーターとしても活動する多彩な人だ。主宰するローハイフーは、クラブ文化は苦手ながらも、音楽としてのヒップホップを愛する人たちが集う新しいコミュニティー。2006年の創設から9年目で、30人ほどのアーティストが所属している。
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