性的児童虐待の「時効」20歳から起算へーー与党改正案で「泣き寝入り」を防げるか？ - 弁護士ドットコムニュース
児童への「性的虐待」について、時効の壁による泣き寝入りを防ぐため、与党・自民党が時効の見直しを始めたことが報じられた。民事・刑事両面で、被害者が成人になるまで時効を停止する立法案を検討しており、幼少時に受けた性的虐待が対象になる。 現在の法律では、性的虐待を受けた児童が泣き寝入りするケースが多いといわれる。たとえば、虐待が原因で心的外傷後ストレス傷害（PTSD）を発症しても、民事では、被害者が損害を知ったときから3年（時効）、あるいは加害行為から20年（除斥期間）を過ぎると、損害賠償の請求権が消滅する。刑事でも、公訴時効（強制わいせつ罪の場合は7年・加害行為があった日から起算）が定められている。 このため、見直し案では、時効の起算点を「成人になったとき」として、幼少時に性的虐待を受けた被害者が訴えを起こしやすいようにする。「時効」見直しの背景や今後の課題について、児童虐待問題にくわしい榎本
頭や尻を叩き、怒鳴りながら髪の毛つかむ…知的障害者施設で虐待６件 大阪・豊能町、行政処分へ - 産経ニュース
大阪府豊能町にある社会福祉法人の障害者支援施設「北摂信愛園」は２日、女性職員（４７）による知的障害者への虐待が６件あったと明らかにした。報告を受けた豊能町は同日までに、同園に立ち入り調査をした。事実関係を把握した上で行政処分を検討する。 北摂信愛園によると、女性職員は１月１６日～４月１６日、園内で３０～４０代の入所者の男女計５人に対し、頭や尻をたたいたり、怒鳴りながら髪の毛をつかんだりした。女性職員は同園の調査に「虐待をしたつもりはなかった。いけないことを理解してもらうため、愛情のあるしつけをしていた」などと話しているという。 他の職員が虐待行為を目撃し、上司に報告して発覚。同園は近く女性職員を処分する方針。北摂信愛園の笹本雅彦施設長は「虐待に関する本格的な研修をしてこなかったことや、認識の甘さを反省している。甘んじて処分を受け入れたい」と話している。
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