ウクライナの議会で憲法の改正に向けた法案が審議されたことに抗議するデモ隊が、議会前で治安部隊と衝突し、治安部隊側の1人が死亡、双方のおよそ90人がけがをしました。 これに対し、親ロシア派の自治権拡大に反対するデモ隊およそ200人が議会の周りを取り囲み、一部が暴徒化して治安部隊と衝突しました。ウクライナのアバコフ内相は、この衝突で治安部隊側の1人が死亡、双方のおよそ90人がけがをし、デモ隊の30人ほどを拘束したことを明らかにしました。 現地からの映像では議会の建物の近くで黒い煙が上がる様子や、倒れ込んだり足を引きずったりしている人の姿が確認できます。 ポロシェンコ大統領の与党が多数を占めるウクライナ議会は停戦合意を守るため、憲法改正をあくまでも行う姿勢ですが、親ロシア派に対決姿勢を取る民族主義的な政党は「弱腰だ」と批判を強めています。
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