兵庫県三田市の自宅で知的障害の長男(42)をおりに閉じ込めたとして監禁の罪に問われた父親の無職、山崎喜胤(よしたね)被告(73)の初公判が19日、神戸地裁(村川主和=きみかず=裁判官)で開かれた。山崎被告は起訴内容を認め、「平成5年ごろ、三田市職員におりを見せたが何も指摘されなかった」と主張した。検察側は懲役1年6月を求刑し、即日結審した。判決は27日。 三田市の担当者は公判後の取材に「当時の職員から『おりを見ていない』と聞いている。裁判を受け、新たに調査するつもりはない」と説明した。 検察側は論告で、長期間にわたる監禁を「常習的で悪質。(長男が)視力を失った後も病院に連れて行かなかった」と非難。弁護側は「当時は(知的障害の)長男を引き取ってくれる施設もなく、家族は長年孤立していた」として執行猶予付き判決を求めた。 被告人質問で山崎被告は27年以上前に大阪市内に住んでいた当時、長男が「大声
今年4月、障害のある40代の長男を監禁したとして70代の父親が逮捕されました。この事件に対し、精神障害者を家族に持つ人や障害に苦しむ当事者本人から、番組にはさまざまな声が寄せられました。このような事件が起こる背景には何があるのか。家族という閉ざされた関係性の中にある問題を考えます。 日常的にストレス抱える精神障害者の家族 今年4月、兵庫県三田市で70代の父親が障害のある40代の長男を監禁したとして逮捕されました。事件発覚後、父親は市に対し、「精神疾患がある長男がものを壊して大きな音を出し、近所からも迷惑と言われ自宅のプレハブ内の檻に入れるようになった。」と話しています。 この事件に対して番組にはさまざまな声が寄せられましたが、精神障害の母を持つ人からは、次のような意見も寄せられました。 「母が解離性同一性障害(多重人格)です。父が殴られているのを私が制止すると今度は私が殴られ、私が殴られて
障害のある長男(42)を兵庫県三田(さんだ)市の自宅の檻(おり)に閉じ込めたとして、監禁罪に問われた父親の無職、山崎喜胤(よしたね)被告(73)の初公判が19日、神戸地裁(村川主和(きみかず)裁判官)であり、山崎被告は「その通りです」と起訴内容を認めた。検察側は「長期間にわたって常習的に行動の自由を奪い、悪質だ」として懲役1年6カ月を求刑し、結審した。判決は27日。 起訴状によると、山崎被告は妻(今年1月に病死)と共謀し、2013年4月28日~今年1月21日の約4年9カ月、長男をおおむね2日に1回約12時間ずつ母屋で生活させたほかは、隣のプレハブ内に設けた木製の檻(高さ約1メートル、幅約1・8メートル、奥行き約0・9メートル)に入れて南京錠で施錠し、監禁したとされる。 検察側の冒頭陳述によると、長男には重度の精神障害があった。1991年6月に三田市に転居後、自宅2階で生活させたが、大声を出
いま、虐待死をなくすために我々が向き合うべきこと――児童相談所と警察との情報共有を強めることは、子どもを救う切り札になるのか 山岸倫子 ソーシャルワーカー 福祉 #虐待 目黒区で起きた5歳女の子の痛ましい虐待死事件が、虐待への関心と、虐待防止に向けてどうあるべきか、という議論を巻き起こしている。それ自体はとても良いことだと思う。良いことなのだが、事件の検証がなされておらず、かつ児童相談所の可能性が十分に検討されず、それどころか、虐待の実態さえ十分に把握されないまま、警察と児童相談所における虐待情報の全件共有(以下、全件共有とする)へと議論を進めて行くことに、私はとても大きな違和感をもっている。 警察との全件共有の議論はとてもシンプルな善意に基づいている。あの亡くなった女の子がかわいそうだ、今もまだ苦しい思いをしている子がいるはずだ、早く助けてあげたい。 それは人として当然の感情で、だからこ
by Thư Anh 「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」という意味合いのマインドフルネスはGoogleが研修に取り入れていることもあり知名度を得ました。マインドフルネスは瞑想を通じて訓練することができるため、Apple・Google・Nikeの社屋には瞑想ルームが設置されているほど。しかし、マインドフルネスは仕事へのモチベーションを下げるという研究結果が示されました。 Mindfulness Meditation Impairs Task Motivation but Not Performance - ScienceDirect https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S074959781630646X Opinion | Hey Boss, You Don’t Want
政府は19日、2018年版の自殺対策白書を閣議決定した。神奈川県座間市で10代と20代計9人の遺体が見つかった事件を受け、若者への支援を強める必要性を強調。3月の自殺対策強化月間に実施したSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)相談の結果も分析した。 昨年の自殺者数は2万1321人で8年連続の減少。過去最多だった03年(3万4427人)の約3分の2になった。ただ、20歳未満は前年比47人増の567人。また、主要7カ国(G7)で15~34歳の死因の1位が自殺なのは日本だけで、「国際的にみても深刻な状況」だとしている。 SNS相談は、座間市の事件でSNSに自殺願望を投稿するなどした若者が被害にあったことや、SNS利用が若者に浸透している状況を踏まえ、初めて実施。LINEなどを通じ、1カ月で1万129件の相談が寄せられた。内容は「メンタル不調」(2357件)、「家族」(1187件)、「学
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く