大阪、東京、福岡、大分から約50人が参加した 全国のさきがけを目指した「母子生活支援施設職員と福祉事務所等職員との共同研修会」が7月8日、大阪府社会福祉会館で開かれた。「母子の未来を開く第一歩は、施設と行政が顔の見える関係になること」。大阪、東京、福岡、大分から参加した約50人はそんな思いを共有し、新たな一歩を踏み出した。 主催は、大阪府社会福祉協議会・母子施設部会。開会のあいさつで荒井惠一・部会長は、ひとり親世帯で親が就業している場合の日本の相対的貧困率は、54・6%にのぼり、OECD加盟国の中で最悪と指摘。「大阪の母子世帯は6万世帯だが、施設数から見ると、0・5%の300世帯しか受け入れられない」とし、「それなのに施設の利用率は80%と低く、全国的に見ても、暫定定員(定員割れ)の施設が35%を超えている。全国の課題だ」と訴えた。 研修会の第1部では、2017年12月に部会内で結成された
離婚後の子に対する「共同親権/監護」の導入は、真に子の利益になるのでしょうか? その問題点を明らかにし、法改正の是非を論じます。 本書の第2~第8章のサマリーを公開しています。 閲覧には上記目次をご利用いただけます。 第2章 離婚後共同親権と憲法―子どもの権利の視点から(木村草太) 日本国憲法13条の「個人の尊重」、25条1項の「生存権の保障」、26条1項の「教育を受ける権利」は子どもにも原則として適用され、子どもの権利は保障される。現行の日本民法はこれらの憲法原則に適合しており、その立場からみて、あるいはドイツ憲法裁判所の離婚後等の単独親権の憲法適合性に関する判断理由の見地から見ても、我が国に離婚後等の単独親権の規定は合理性があり、これを立法的に共同親権に改める必要性は乏しい。 ドイツの基本法(憲法)6条2項1文は、「子どもの保護及び教育は、親の自然の権利であり、まずもって親に課せられた
自分は責任能力ある=「死刑」直視できず-植松被告・障害者施設襲撃3年 2019年07月24日14時33分 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人を殺害したなどとして、殺人罪などで起訴された植松聖被告(29)が時事通信の取材に応じた。来年1月から公判が始まる見通しだが、植松被告は「刑事責任能力がないという主張はしない」と語った。 〔写真特集〕相模原・障害者施設殺傷事件 事件は26日で3年を迎える。植松被告は7月上旬、勾留先の横浜拘置支所で複数回、接見に応じた。 事件を起こした動機については、「重度障害者は不幸をつくる。反対する人に言うつもりはない」と説明。自らの主張は報道などを通じて裁判員となる人にも伝わったとし、「(公判で訴えたいことは)特にない」と語った。 弁護士とは「具体的な話はしていない」としながらも、刑事責任能力を争う考えは「ありません」と完全に否定した。 死刑判決
私の名前はダブル手帳(@double_techou)。身体障害者手帳1級(重度脳性麻痺)と精神障害者手帳3級(発達障害)を持っていることから思い付いた安易なペンネームを使って執筆している。 生まれつき歩くことができず、背筋は湾曲し、右手も自由にならない。今は電動車椅子で生活しながら冴えない地方公務員をしている。以前執筆した「アニメの中の障害者キャラクター」というブログ記事がバズったことがある。 初めに告白しておくと、私は基本的に政治活動に無関心なほうだし、障害者運動に熱心なわけでもない。そんな時間があるならアニメを見たい。だから、今回当選された船後靖彦氏・木村英子氏の両名のことも、投票日前日にフォロワーから教えてもらうまで全く知らなかった。正直に言えば今でも、二人が「国会のバリアフリー化」を訴えているということ以外よく知らない。 政治団体「れいわ新選組」の比例代表特定枠で当選を決め、記者会
<米大学での調査で、自閉症の原因は、食品添加物かもしれないという研究結果があきらかになった> 食品添加物に含まれるPPAが脳に影響 自閉症の原因は、食品添加物かもしれない──こんな研究結果がこのほど明らかになった。米セントラル・フロリダ大学(UCF)のチームが、1年半にわたる研究の結果を英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。 自閉症と食品添加物の関係を紐解こうと調査を行なったのは、UCFで消化器系を専門に研究しているサレイ・ナサー博士が率いるチームだ。ナサー博士は、自閉症の子どもは過敏性腸症候群で悩まされることが多いと知り、脳と腸が関係しているのではないかと考え、自閉症の子とそうでない子の便を調べた。すると、自閉症の子の便にはプロピオン酸(PPA)が非常に多く見られ、また腸内細菌は、そうでない子と異なることも分かった。UCFの発表文によると、こうしたことからナサー博士は、この根
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