民間の研究機関、障がい者総合研究所は7月、障害のある人たち2000人を対象に、東京パラリンピックについてどのように感じているか、インターネットを通じてアンケート調査を行い、374人から回答を得ました。 その結果です。 「東京パラリンピックを通して障害者への理解が進むと思うか」という質問に対して、▽すべての障害者に対して理解が進むと答えた人は、おととし10月の調査より1ポイント減って12%だったのに対して、▽全く進まないは5ポイント増えて17%、▽あまり進まないは7ポイント増えて33%となり、否定的な回答が半数にのぼりました。 「東京オリンピック・パラリンピックを観戦したいか」という質問に対しては▽両大会とも観戦したいと思っている人が45%いる一方で、▽両大会とも観戦したいと思わないが40%、▽パラリンピックを観戦したいと思わないが11%と観戦に消極的な人がおととしより10ポイント増え、51