山梨県教育委員会は今後見込まれる教員の大量退職に備えて人材の確保につなげるため、来年の教員採用試験から、受験できる年齢の上限をこれまでの49歳から定年の1年前、59歳に引き上げることになりました。 一方、ことしの教員採用試験の内定倍率が3.1倍と過去10年で最低となるなど、優秀な教員の確保が課題です。 こうした中、県教育委員会は来年の採用試験から受験できる年齢の上限をこれまでの49歳から定年の1年前、59歳に引き上げることになりました。年齢制限を事実上撤廃することになります。 一方、内定の辞退などで欠員が生じた際には合格点に届かなかった受験者を採用する「補欠合格制度」も新たに設けます。 こうした変更に伴う来年の教員採用試験の実施要項は来年5月に公表し、7月から8月にかけて試験を実施します。 県教育委員会は「年齢にかかわらず、多くの人に採用試験を受けてほしい。子どもたちのことを考えて指導にあ