認知症や知的障害などで判断能力が不十分な人を支援する成年後見制度で、相談を受け利用に向けた調整を担う「中核機関」を置く市区町村が、来年3月までの見込み分を含めても半数強にとどまることが、6日までに厚生労働省のまとめで分かった。来年3月には全市区町村とするのが政府の目標だったが、大幅に遅れている。国内には認知症の人だけでも昨年時点で約600万人いるとみられるが、成年後見の利用者は昨年末現在、約
認知症や知的障害などで判断能力が不十分な人を支援する成年後見制度で、相談を受け利用に向けた調整を担う「中核機関」を置く市区町村が、来年3月までの見込み分を含めても半数強にとどまることが、6日までに厚生労働省のまとめで分かった。来年3月には全市区町村とするのが政府の目標だったが、大幅に遅れている。国内には認知症の人だけでも昨年時点で約600万人いるとみられるが、成年後見の利用者は昨年末現在、約
県内で唯一の少年院「駿府(すんぷ)学園」(静岡市葵区)の建屋が新しくなった。庁舎に太陽光パネルを設置し、新たに体育館を併設して災害時の避難所としても活用する。二月に工事を終えたばかり。「全国で最も新しい建屋の少年院」を見学し、少年たちの生活をのぞいた。 (高島碧) 早速、少年たちが生活する宿舎へ。一階には入院して最初の一週間を過ごす「静思寮」がある。黄緑色の鉄扉が付いた広さ三畳ほどの個室が並ぶ。室内に扉の取っ手はなく、自由な出入りは許されない。田島秀紀次長は「ここは被害者に思いをはせ、自分と向きあう部屋です」と説明する。新築で全面空調になり、各部屋にテレビが付いた。「昔は夏は扇風機、冬は廊下にストーブのみという少年院が多かった。快適になった」 少年はここで過ごした後、三階の共同部屋や個室に移る。個室の広さは同じだが、スライド式の木製扉に鍵は無く、南向きの窓には鉢植えの花が飾られている。室内
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