“天才”という言葉は、その仲間であり幅広い解釈が可能な“アイコン”という言葉と共に、乱用され過ぎている。だがジョン・ウィリアムズに関しては、その両方が当てはまるだけでない。彼の才能の偉大さを言い表すには、それでは足りないほどなのだ。 <関連記事> ・ジョン・ウィリアムズ指揮/ウィーン・フィルによるライヴ盤 ・『スター・ウォーズ エピソード4』のスコアが持つ革新性 誰もが認める映画音楽の巨匠 ジョン・ウィリアムズは、サウンドトラックの作曲家というだけではなく、誰もが認める映画音楽の巨匠だ。ポスト=ロマン派風の現代クラシック音楽の創作者であると同時に、偉大な指揮者でありピアニスト、そしてジャズ愛好家でもあり、かつてゴスペル界を代表する歌手マヘリア・ジャクソンのためにピアノを弾いていたこともあった。91歳となった現在も、彼は自らの分野で驚異的な自然力を振るい続けている。 スティーヴン・スピルバー
![ジョン・ウィリアムズの映画音楽半生:フォースが彼と共にあらんことを](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4c82b80856bbb06d2dc8992d09e7d11cde6e1606/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.udiscovermusic.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F12%2FJohn-Williams-GettyImages-628683434.jpg)