Interview / Post 岸井ゆきの、三宅唱インタビュー「小さな違和感を無視しないというかっこよさ」 2022.12.16up 『きみの鳥はうたえる』の三宅唱監督が元プロボクサー、小笠原恵子の生き方から着想を得て新たな物語を生み出した。映画『ケイコ 目を澄ませて』で耳が聞こえないプロボクサー、ケイコを演じるのは岸井ゆきの。16mmフィルムで一人の女性の生きる姿を丁寧に描いた本作で、二人は何を思い、何を伝えたいと思ったのか。 ちょっとしたモヤモヤにも向き合う姿勢 ──今回、聴覚障害のあるプロボクサー・小笠原恵子さんの自伝『負けないで!』(創出版)を原案としてはいるものの、小笠原さんの自伝から引用した物語ではなく、ケイコという異なる主人公の新しい物語としています。小笠原さんという実際の人物の人生を消費してしまう可能性を回避する目的からそう設定されたんでしょうか? 三宅唱(以下、三宅)「
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