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ブックマーク / numero.jp (10)

  • 岸井ゆきの、三宅唱インタビュー「小さな違和感を無視しないというかっこよさ」 | Numero TOKYO

    Interview / Post 岸井ゆきの、三宅唱インタビュー「小さな違和感を無視しないというかっこよさ」 2022.12.16up 『きみの鳥はうたえる』の三宅唱監督が元プロボクサー、小笠原恵子の生き方から着想を得て新たな物語を生み出した。映画『ケイコ 目を澄ませて』で耳が聞こえないプロボクサー、ケイコを演じるのは岸井ゆきの。16mmフィルムで一人の女性の生きる姿を丁寧に描いた作で、二人は何を思い、何を伝えたいと思ったのか。 ちょっとしたモヤモヤにも向き合う姿勢 ──今回、聴覚障害のあるプロボクサー・小笠原恵子さんの自伝『負けないで!』(創出版)を原案としてはいるものの、小笠原さんの自伝から引用した物語ではなく、ケイコという異なる主人公の新しい物語としています。小笠原さんという実際の人物の人生を消費してしまう可能性を回避する目的からそう設定されたんでしょうか? 三宅唱(以下、三宅)「

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  • アヴちゃん×古川日出男 インタビュー「徹底的にやることは、美醜関係なくすごみを生む」 | Numero TOKYO

    Interview / Post アヴちゃん×古川日出男 インタビュー「徹底的にやることは、美醜関係なくすごみを生む」 2022.5.25up 平家物語を現代語訳した小説家の古川日出男が、そのスピンオフとして執筆した『平家物語 犬王の巻』。謎に包まれた実在の能楽師・犬王をモデルとしたこの小説を原作に、アニメーション監督・湯浅政明、脚家・野木亜紀子、漫画家・松大洋、音楽家・大友良英の当代随一のクリエイターたちがタッグを組み、ミュージカル・アニメーションへと仕立てた映画『犬王』。猿楽の一座に生まれた異形の子である犬王の声を演じた、バンド「女王蜂」のヴォーカル・アヴちゃんと原作者の古川に映画公開直前の心境を聞いた。 歌声によって命を得た、犬王というキャラクター ──古川さんは原作となった小説を書いているときに、犬王に17歳の頃の自分を投影していたとのことですが、アヴちゃんが声を演じた犬王には

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  • アルバムではなくミックステープ。FKAツイッグスの新作『CAPRISONGS』 | Numero TOKYO

    Culture / Post アルバムではなくミックステープ。FKAツイッグスの新作『CAPRISONGS』 2022.1.31up 最新リリースの中から、ヌメロ・トウキョウおすすめの音楽をピックアップ。今回は、FKAツイッグスの『CAPRISONGS』をレビュー。 FKAツイッグスの素が垣間見える、ロックダウンが生み出した「ホーム・パーティー的」ミックステープ UKのトラックメイカー / シンガー、FKAツイッグスが約2年ぶりとなる新作をリリースした。今作『CAPRISONGS』は、アルバムではなくミックステープという位置付けの作品。つまり、いい意味で「番外編」のような作品だ。寡作かつ完璧主義的な彼女にとって(2014年のアルバム・デビューから正式なアルバムは2枚しか出していない)、ここまで気楽でアッパーな作品は初めてと言っていいかもしれない。 そもそも約2年前の前作のアルバム『MAGD

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  • 衣装デザイナー、ミレーナ・カノネロが語る『フレンチ・ディスパッチ』の制作秘話 | Numero TOKYO

    Culture / Feature 衣装デザイナー、ミレーナ・カノネロが語る『フレンチ・ディスパッチ』の制作秘話 2022.1.25up ウェス・アンダーソン映画の世界を語る上で欠かせない、衣装の話。多くの受賞歴を持ち、ウェス作品では『ライフ・アクアティック』『ダージリン急行』『グランド・ブダペスト・ホテル』の衣装を手がけているミレーナ・カノネロが、最新作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』の衣装にまつわる裏話を明かす。 ウェス映画の特別な撮影方法 独特で洗練された表現によって、1コマ観るだけでそれがウェス・アンダーソンの映画だとわかる。長年、その世界をウェスとともに作ってきたスタッフは、彼の映画制作のどんなところに惹かれ、何が「この仕事をぜひやりたい」と思わせるのだろう。その質問にミレーナはこう答える。 「(ウェスから声がかかると)いつもお請けしていま

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  • フランス、映画、雑誌文化へのラブレター。『フレンチ・ディスパッチ』をレビュー | Numero TOKYO

    Culture / Feature フランス、映画、雑誌文化へのラブレター。『フレンチ・ディスパッチ』をレビュー 2022.1.27up アメリカの雑誌「ニューヨーカー」にインスパイアされ、フランス・カルチャーに愛を捧げる──ウェス・アンダーソン監督の最新作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』を、パリに魅せられたフォトグラファー、文筆家の梶野彰一がレビュー。 『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』 文:梶野彰一 ウェス・アンダーソン監督の記念すべき10作目となる『フレンチ・ディスパッチ』がいよいよ公開となる。2時間弱の映画だが、観終わった時にはとにかくお腹がいっぱいの満足感だった。 ビル・マーレイ、ティルダ・スウィントン、エイドリアン・ブロディ、オーウェン・ウィルソンといったウェス・アンダーソン作品の常連組に加え、レア・

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  • 『コーダ あいのうた』のエミリア・ジョーンズにインタビュー「知らない世界を恐れないで」 | Numero TOKYO

    Interview / Post 『コーダ あいのうた』のエミリア・ジョーンズにインタビュー「知らない世界を恐れないで」 2022.1.2up 「CODA(コーダ)」という言葉をご存知だろうか? 「CODA」とは、“Children of Deaf Adults”の略で、耳の聴こえない両親に育てられた子どもを指す。『コーダ あいのうた』は、家族で唯一の健常者でCODAの少女ルビーが、耳の聞こえない家族の中で「歌う」ことを夢見る感動の物語。 劇中ルビーの家族を演じるのは、全員が耳の聞こえない役者たち。その家族の耳となり、声となって支える主人公ルビーを魅力的に演じているのが、Netflixオリジナルシリーズ「ロック&キー」で人気爆発中のエミリア・ジョーンズだ。ラストシーンでは涙で顔が大洪水になったと話したところ、「泣かせちゃってごめんなさいね」とチャーミングに答えてくれた彼女の歌声と、今作のた

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  • 「失敗した後の対処法が参考になる!」 現役ライターが『ビルド・ア・ガール』に勇気をもらう理由 | Numero TOKYO

    Culture / Feature 「失敗した後の対処法が参考になる!」 現役ライターが『ビルド・ア・ガール』に勇気をもらう理由 2021.10.30up 現在、絶賛公開中の映画『ビルド・ア・ガール』は1990年代のイギリスを舞台に、19世紀の古典文学に心酔する16歳の高校生・ジョアンナが、ロックと出合い、文才とバイタリティを武器に辛口音楽ライターとして成功と挫折を経験する物語。10代のみならず、大人たちもエンパワメントしてくれる青春ムービーを、日で活躍する現役ライター、野中モモさん、奥浜レイラさん、志村昌美さんが鑑賞。彼女たちが、ジョアンナの傷だらけの青春に感じたものは? 音楽業界、音楽誌、恋、友情── 90年代と2021年の変化と共通点 ──文学好きの地味な高校生だったジョアンナが、ロックと出合い音楽ライターとして成功の階段を駆け上がっていく『ビルド・ア・ガール』ですが、みなさんが共

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  • 『ビルド・ア・ガール』原作・脚本のキャトリン・モランにインタビュー「間違いを認めて1からやり直すことこそ強さ」 | Numero TOKYO

    Interview / Post 『ビルド・ア・ガール』原作・脚のキャトリン・モランにインタビュー「間違いを認めて1からやり直すことこそ強さ」 2021.10.17up 10月22日(金)から全国で公開予定の映画『ビルド・ア・ガール』。イギリスでジャーナリスト、作家、司会者として活躍するキャトリン・モランの半自伝的小説「How to Build a Girl」(未邦訳)を「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズの製作陣が映画化し、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』のビーニー・フェルドスタインが主演を務める注目作だ。 原作・脚を手がけたキャトリン・モランに、作の日プレミアで司会も務めた映画音楽MC/ライターの奥浜レイラがZoomでインタビュー。作に込めた想いやキャトリン人の失敗と成長のエピソード、音楽業界の変化などについて聞いた。 ワーキングクラスの女の子がどうお

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  • 音楽が彩る異色の話題作『WAVES/ウェイブス』 | Numero TOKYO

    注目の映画制作会社「A24」からまたも傑作が誕生した。同じくA24製作で、世界で絶賛されたホラー映画『イット・カムズ・アット・ナイト』(2017)のトレイ・エドワード・シュルツ監督による新作だ。弱冠31歳の新鋭監督による映画『WAVES/ウェイブス』とは。 話題の人気スタジオ「A24」の秘蔵っ子!? 画面や音楽を自在にコントロールする新鋭監督トレイ・エドワード・シュルツの映画術 現在、感度の高いインディペンデント系の映画レーベルとして、突出した人気と注目を獲得している映画会社が「A24」である。ニューヨークに拠点を置き、『スプリング・ブレイカーズ』(2013年/監督:ハーモニー・コリン)、『ムーンライト』(2016年/監督:バリー・ジェンキンス)、『レディ・バード』(2017年/監督:グレタ・ガーウィグ)、『ミッドサマー』(2019年/監督:アリ・アスター)など、気鋭監督と組んで作家性と商

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  • ボー・バーナム監督インタビュー「これは他の誰かじゃなく自分のことだと思ってもらえたらうれしい」 | Numero TOKYO

    Interview / Post ボー・バーナム監督インタビュー「これは他の誰かじゃなく自分のことだと思ってもらえたらうれしい」 2019.9.25up SNSとともに生きる“ジェネレーションZ”の成長、恋愛、青春をリアルに描き、アメリカで社会現象を巻き起こした映画『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』が公開中だ。『レディ・バード』の制作陣と『ムーンライト』『ルーム』のスタジオ「A24」が手がけた、この話題作のメガホンをとったのは、ユーチューバーとしてキャリアをスタートさせたボー・バーナム。初監督作である今回の映画のこと、思春期の通過儀礼やインターネットについて、自身の思いを率直に語ってくれた。 二度と戻りたくはない“中2”時代を振り返る ──アメリカでは8年生(エイス・グレード)は高校進学を控えた、中学最後の13歳の年齢ですが、日では、“中2病”というネットスラングがあって、

    ボー・バーナム監督インタビュー「これは他の誰かじゃなく自分のことだと思ってもらえたらうれしい」 | Numero TOKYO
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