映画『ファイト・クラブ』の原作者、チャック・パラニューク氏(2006年10月1日撮影)。(c)STEPHANE DE SAKUTIN / AFP 【1月29日 AFP】中国で配信されている映画『ファイト・クラブ(Fight Club)』のエンディングが当局が勝利を収める形に改変されて物議を醸しているが、原作者によると、実はデヴィッド・フィンチャー(David Fincher)監督版よりも原作に近いという。 中国の映画ファンは先週末、騰訊視頻(テンセントビデオ、Tencent Video)のストリーミングサービスで配信されている同作のエンディングが改変されていることに気付いた。『ファイト・クラブ』を世界的に人気のカルト映画に押し上げた、無政府主義的、反資本主義的なメッセージが変えられていたのだ。 フィンチャー版では、エドワード・ノートン(Edward Norton)さん演じるジャックが、自身
