ギニア・首都コナクリ(Conakry)の資料施設で、防護服に身を包む医療従事者ら(2014年9月25日撮影、資料写真)。(c)AFP/CELLOU BINANI 【10月27日 AFP】西アフリカ地域でのエボラ出血熱感染の流行が宣言される9日前、米ボストン(Boston)では、研究者とコンピューターの専門家からなる研究チームがギニアでの感染拡大をすでに確認していた──。 研究チームは、ソーシャルメディアや地元報道の他、インターネット上に存在する情報をくまなく収集し、オンライン疾病早期警戒システム「ヘルスマップ(HealthMap)」によって開発されたアルゴリズムに当てはめたところ、エボラ出血熱が西アフリカで猛威を振るい始める様子を捉えることができたという。 「ボストン子ども病院(Boston Children's Hospital)」で2006年に創設されたヘルスマップの共同創設者、クラー