国宝「鳥獣戯画」が見られる特別展が2015年4月28日~6月7日に東京国立博物館(東京・上野)で開催される。 鳥獣戯画は高山寺が収蔵する、甲巻、乙巻、丙巻、丁巻の4巻に分かれた長さ10メートルにおよぶ絵巻物。平安時代作の甲巻は、カエルがウサギを投げ飛ばすなど動物が人間のような仕草で描かれ、現代のマンガの原点とも言われている。展覧会では全4巻と、国内外に所蔵される断簡5幅も集結し、現存するすべての鳥獣戯画が見られる。 鳥獣戯画は2013年まで朝日新聞文化財団により保存修復作業がなされていた。2014年秋には修理が完成したことを記念して、京都で展覧会が開催された。 観覧料金は一般1600円、大学生1200円、高校生900円(当日券。前売り券は200円引き) advertisement 関連記事 旅行行ったら押さえておきたい 世界で人気の博物館と美術館はここ 日本ではあの施設。 カエルがウサギを