現在すべての新型コロナの感染者について、名前・年齢・症状など詳細な情報を医療機関が届け出て国のシステムで把握する状況となっています。 しかし詳細な情報の提供は医療機関などに大きな負担となっていて、政府は感染者の人数は届け出てもらう一方、詳細な報告する感染者を高齢者など重症リスクがある人に限定できるようにする考えを示しています。 政府が表明したこの「全数把握」の見直しについて静岡市保健所から「感染リスクのある人が野放しになってしまう」と懸念する声が聞かれました。 ◆感染者急増で入院調整に苦労 ひっきりなしに鳴る電話、机に積まれた書類の束。感染者の高止まりが続く中、静岡市保健所は一日に1000~2000件近くの感染者の届け出に対応しています。 医療機関の病床がひっ迫する中で特に困っているのが、感染者の入院先の調整です。 田中一成保健所長 「医療機関も院内感染で医師・看護師が就業できないというこ
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