近代日本における読書と社会教育 作者: 山梨 あや出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 2011/02/21メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含むブログ (2件) を見る 書評が出来るほどの身分ではなし、またその能力も全然ないのだが*1、読んでおかなきゃなあとずっと思っていた本でもあり、また図書館史の勉強会をやったりする上でも話題に上る本なので、何かの参考になるかもしれないという淡い期待だけ込めて読書メモをあげておきたい。気になったことを赴くままに列挙していくだけなので、誤読・妄評の段は著者はじめ皆様にあらかじめお詫びしておかなければならない。 本書は著者が慶應義塾大学に提出した学位論文である。まず目次をあげておく。極めて長いスパンで、読書という営為を取り上げているのがわかる。 序章 教育問題としての読書 一 本書の研究目的 二 読書に関する研究前史 三 研究方法・資料