小松川小学校で行われた「読書科」の研究報告会で、「生き物」をテーマにした本を紹介する3年生の児童ら=江戸川区で 江戸川区が二〇一二年度、全国の公立小中学校で始めて導入した「読書科」の授業について、一一年度から先行的に実施している小松川小(平井)は二十五日、研究発表会を開いた。区内外の学校関係者や保護者ら約五百人が、本好きの子どもが増えたとの成果報告に耳を傾けた。 全クラスの読書科の授業公開後、研究発表会は体育館で開かれ、三年生の児童らが「生き物」をテーマにした本を次々と紹介。図書館、読書コーナーなどを児童らが利用する様子や、昼読書、母親らによる「読み聞かせ」などの活動を説明した映像も流された。